採用写真の撮影でよくある失敗は5つあり、原因はどれも撮る前の準備にあります。置き場所に形が合わない、作った集合写真ばかりになる、写り込みで使えない、人によって写りがばらばら、現場の仕事が抜ける。
このページでは、失敗ごとに「なぜ起きるか」と「撮る前に何をすれば防げるか」を番号順にまとめます。採用サイト(リクルートサイト)、求人票、会社案内のどれに使う写真でも同じです。
1. 撮った写真が採用サイトに収まらないのはなぜですか?
撮る前に置き場所を決めていないからです。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、ビルメンテナンス・ビル管理(建物管理)業界の採用動画を中心に、社員写真・採用写真も撮る映像制作会社です。撮影の前に必ず「どこに使うか」を伺うのは、この失敗がいちばん多いためです。
採用サイトのメインビジュアルは横長で文字を重ねる余白が要り、社員紹介は正方形や縦長、会社案内の表紙は縦長です。縦で撮った良い写真を横長の枠に入れると、頭や足が切れます。撮ったあとで形は直せません。
防ぎ方:使う場所の一覧(置き場所・写す人・場面・縦横)を作ってから撮ります。一覧の作り方は会社案内・採用サイトに使う写真撮影の7つのポイントに、必要なカットは採用サイトに必要な写真のカット一覧にまとめています。
2. 集合写真や作った笑顔ばかりになるのはなぜですか?
撮影を「写真を撮るための時間」として組むからです。社員を集めてカメラの前に並んでもらうと、どうしても硬い表情と同じ構図が並びます。求職者が知りたいのは仕事の中身と職場の空気で、並んだ笑顔からはそれが読み取れません。
防ぎ方:点検・清掃・巡回・打ち合わせなど、ふだんの業務の流れの中で撮る時間を取ります。働いている最中は、カメラを意識する時間が短くなり、表情も自然になります。応募につながる写真の条件は応募につながる写真の4条件をご覧ください。
3. 写り込みで使えない写真が出るのはなぜですか?
撮る前に「写さないもの」を確認していないからです。入館証、名札、顧客名の入った掲示物、図面、監視モニターの画面などが写っていると、その写真は使えないか、消す加工が要ります。客先(常駐先)の建物では、建物が特定されるだけで掲載できないことがあります。
防ぎ方:前日までに写さないものの一覧を作り、撮影する側と共有します。当日は撮る前に外すか、画角から外します。客先で撮るときの許可の考え方は現場で撮影するとき、許可はどこに取ればいいのかに書いています。
4. 社員ごとに写りがばらばらになるのはなぜですか?
背景・明るさ・服装・構図を決めずに撮るからです。日を分けて撮ったり、窓の光だけで撮ったりすると、社員紹介のページで1人ずつ雰囲気が違ってしまいます。
防ぎ方:照明を1か所に組み、全員に順番に来てもらいます。服装は「全員制服」のようにルールを1行で事前に伝えます。常駐先に社員が散らばっていて1日に集まれない会社は、時間帯を分けて同じ場所で撮ります。詳しくは社員写真の服装と背景の決め方と社員のプロフィール写真を撮ってくれる会社の選び方にまとめています。
5. 現場の仕事が写っていないのはなぜですか?
撮りやすい場所と時間だけで撮るからです。ビル管理・設備・工場の仕事は、客先の建物や夜間・早朝に多くあります。日中に自社の事務所だけで撮ると、事務所の写真ばかりが並び、何をする会社かが伝わりません。
防ぎ方:職種ごとに「実際に働く場所と時間帯」を書き出し、撮影日に含めます。許可が取れない場所は、研修や手元のアップなど許可の要らない画で補います。OneTrackは夜間・早朝の撮影に対応しており、夜間であること自体の割増はありません。現場で働く人の撮り方は現場で働く社員を撮るときに気をつけることをご覧ください。
失敗と防ぎ方の一覧
| 番号 | 失敗 | 原因 | 撮る前の防ぎ方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 置き場所に形が合わない | 使う場所を決めずに撮った | 使う場所の一覧を作る |
| 2 | 集合写真・作った笑顔ばかり | 写真のためだけの時間で撮った | 業務の流れの中で撮る時間を取る |
| 3 | 写り込みで使えない | 写さないものを確認していない | 写さないものの一覧を前日までに共有 |
| 4 | 写りがばらばら | 背景・明るさ・服装・構図を決めていない | 4つを決め、同じ場所・同じ照明で撮る |
| 5 | 現場の仕事が抜ける | 撮りやすい場所と時間だけで撮った | 職種ごとの働く場所と時間帯を撮影日に含める |
5つとも、撮影当日の腕前ではなく、撮る前の準備で決まります。準備の全体は撮影当日までに会社側が準備することにまとめています。写真と採用動画を同じ日に撮る場合、OneTrackでは撮影1日30万円〜(企画・撮影・編集込み、写る人数は不問)の枠で組めます。
よくある質問
Q. 採用写真の撮影で一番多い失敗は何ですか?
A. 使う場所を決めずに撮り、採用サイトや求人票の枠に形が合わないことです。撮ったあとでは直せないため、撮る前に置き場所の一覧を作ってください。
Q. 失敗した写真は撮り直すしかありませんか?
A. 写り込みは加工で消せる場合がありますが、形(縦横や余白)と表情は撮り直すしかないことが多いです。撮り直しは社員の予定を押さえ直す手間がかかるため、最初の準備に時間をかけるほうが結果的に早く済みます。
Q. 社内で撮る場合も同じ失敗が起きますか?
A. 起きます。5つとも準備が原因なので、プロに頼んでも社内で撮っても同じです。社内で撮るときの注意は採用サイトの社員写真はプロに頼むべきか社内で撮れるかに書いています。
Q. 撮影に慣れていない社員ばかりでも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。働いている最中を撮れば、カメラを意識する時間は短く済みます。動画での対処は社員が撮影に慣れていなくても採用動画は成立するかをご覧ください。
関連ページ:会社案内と採用サイトの写真を一度の撮影でまとめて撮る/よくある確認事項(対応範囲・納期・費用)
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相談してみる 費用の目安を見る最終更新日 2026年10月1日

