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-現場で働く社員の撮影-

現場で働く社員を撮るときに
気をつけること

現場撮影 採用動画 ビルメンテナンス

2026.09.24

現場で働く社員を撮るときに、差が出るのは機材ではなく段取りです。作業を変えない、映してはいけないものを先に決める、声を録る場所を分ける、保護具は着けたまま。
この4つは「良い画を撮るため」ではなく、「撮った画を使えるものにするため」のルールです。このページでは、巡回・機械室・清掃・警備・客先の共用部といった場面ごとに気をつけることを表にし、撮られる社員の側への配慮までまとめます。

現場で働く社員を撮るとき、何に気をつければいいですか?

安全を優先して作業の手順を変えないこと、映してはいけないものを撮る前に決めること、インタビューは静かな別室で録ること、保護具は着けたまま撮ることの4つです。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、ビルメンテナンス・ビル管理(建物管理)業界の採用動画に特化した映像制作会社で、進行中の現場に入り、作業を止めずに記録する撮影を手がけてきました。

4つのうちどれかを外すと、撮影はできても、公開できない映像になります。手順を変えて撮った画は実態と違い、写り込みのある画は差し替えが要り、機械音で声が聞き取れないインタビューは使えず、保護具を外した画は安全の面で載せられません。

場面ごとに、何が違いますか?

気をつける中身が変わります。ビルメンテナンスの現場でよく撮る場面を並べます。

場面気をつけること撮り方
巡回・点検ペースを撮影に合わせてもらわない。1日のうち移動が占める割合も実態の一部後ろや横から同行して撮る。道中を省かない
機械室・電気室動いている設備には近づける距離が限られる。機械音が大きい細部は停止中や点検の時間に別カットで撮る。声はここで録らない
清掃建物の利用者やテナントの方が写り込みやすい人の少ない時間帯や、写り込まない画角を先に決める
警備・中央監視室監視画面、防犯設備の位置、鍵は映せない画面を背にした画、手元の画で組む
客先の共用部施主(発注元)の許可が要る。建物名の表示、館銘板、テナント名が写る許可の範囲だけで撮る。取れない場合は自社施設で組む
夜間・早朝の業務出演される方がその時間に勤務しているか。照明を足すと業務の妨げになる場合がある勤務シフトに合わせて撮影日を組む(夜間早朝

1日で回れるのは1拠点です。複数の現場の場面を入れたい場合は、代表的な現場を2〜3か所に絞るのが基本です。

映してはいけないものは、どう決めますか?

撮影前に一覧にして、当日は撮りません。あとで編集でぼかす方法は取りません。消し忘れのリスクが残るためです。

ビルメンテナンスの現場で一覧に入ることが多いのは、顧客名の入った掲示物、図面、氏名、鍵、入館証、監視画面、建物名の表示です。本人の名札も、外すか裏返していただきます。一覧は撮影の前日までに先方と確認し、当日はその一覧を見ながら画角を決めます。

客先の建物で撮る場合、何を映してよいかは施主と建物側が決めます。許可の申請に書く項目と、許可を出せる相手は現場の撮影許可の取り方にまとめています。

なぜ声を録る場所を分けるのですか?

機械室や車庫では音が回り、声が聞き取れなくなるからです。空調・発電機・ポンプの音の中でインタビューを録るのは難しく、夜は暗騒音が下がるぶん、機械音がかえって目立ちます。

そのため、働いている様子は現場で撮り、話は機械音のしない別室で録る、と分けます。映像ではインタビューの声を仕事の場面の上に重ねるので、視聴者には「現場で働く人が話している」ように伝わります。撮影日には、静かな部屋を1つ確保していただけると当日が早く進みます。

撮られる社員の側には、何を配慮しますか?

本来の業務への影響を最小にすること、出演するかどうかを本人に決めてもらうこと、話し方を求めないことの3つです。

業務への影響は、どれくらいですか?

出演される方の拘束は合計1時間ほどで、シーンごとに数分ずつお借りします。現場全体には朝・昼・夕方に短い中断が入り、それ以外は普段どおり動いていただき、横から撮ります。

顔を出したくない社員がいたら、どうしますか?

手元・工具・後ろ姿・声だけのカットで組みます。現場では保護具で顔が見えにくい場面がもともと多く、顔が映らない前提の構成は特別なことではありません。人事が現場に頼む段階で断りにくい空気ができると当日の表情に出るので、「顔出しなしでも参加できる」と最初に伝えられる状態にしておくほうが、協力が得やすくなります。

話すのが苦手な社員は、どう撮りますか?

いきなりカメラの前に座ってもらわず、先に普段の仕事をしてもらい、それを撮りながら会話を始めます。手を動かしている状態のほうが言葉が出ます。詳しくは社員が撮影に慣れていなくても採用動画は成立するかに書いています。

撮影する側が、やらないことは何ですか?

  • 撮影のために作業の手順を変えていただくこと
  • 撮影のために安全の決まりを外すこと(ヘルメットや安全帯を外して撮ること)
  • 映してはいけないものを撮っておいて、編集で消すこと

保護具で顔が見えにくくなる分は、別カットで補います。良い画より、いつもどおりであることを優先します。求職者に見せたいのは、入社したら実際にやる仕事だからです。

よくある質問

Q. 現場で働く社員を撮るとき、気をつけることは何ですか?

A. 4つあります。撮影のために作業の手順を変えないこと、映してはいけないもの(顧客名の入った掲示物・図面・氏名・鍵・入館証など)を撮影前に決めること、インタビューは機械音のしない別室で録ること、ヘルメットや安全帯などの保護具は着けたまま撮ることです。どれかを外すと、撮れても公開できない映像になります。

Q. 稼働中の設備を止めずに撮影できますか?

A. できます。止めない前提で、撮る位置と時間を組みます。ただし動いている設備は近づける距離が限られるため、細部を見せたい場合は停止中や点検の時間に別カットを撮ります。どちらを優先するかは撮影前に決めます。

Q. 保護具を着けていると顔が見えません。外して撮ってもいいですか?

A. 外しません。規定どおり着けたまま撮ります。外して撮った画は、結局使えません。顔が見えにくくなる分は、別カットで補います。

Q. 建物の利用者やテナントの方が映ってしまいそうです。

A. 映さない前提で組みます。人の少ない時間帯を選ぶ、写り込まない画角を先に決める、の2つが基本です。通行人や他社の社員が映る場合は、その方を映さない画作りにするほうが、許可を取るより早く済みます。

Q. 撮影にくる人数は何名ですか?

A. 当社はディレクターとカメラの2名で伺います。稼働中の現場で動線を塞がないよう、人数を増やしすぎない体制にしています。

関連ページ:採用写真と採用動画の撮影の実務社員の1日密着動画よくある確認事項

2026年9月24日 公開