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-採用代行(RPO)の選び方-

採用代行(RPO)会社の
選び方と、頼める範囲

採用代行 RPO 選び方

2026.09.25

採用代行(RPO)会社は、「どの業務を任せ、どの業務を社内に残すか」を先に決めて、その範囲を得意とする会社を選ぶのが基本です。採用代行は、求人の出稿、スカウトの送信、応募者への連絡、面接の日程調整、説明会の運営など、採用の業務の一部または全部を外に任せるサービスで、採用アウトソーシングとも呼ばれます。任せる範囲が決まっていないまま比べると、見積もりの差が何から来ているのか分かりません。このページでは、頼める範囲と比べる観点、契約で確かめることをまとめます。

採用代行(RPO)会社は、何で選べばいいですか?

任せたい業務の範囲と、自社が採りたい職種・層での経験で選びます。採用代行は会社によって得意な範囲が違い、新卒の説明会運営に強い会社、中途のスカウト送信に強い会社、現場職の応募対応に強い会社と、中身がかなり分かれるためです。

先に立場を書いておきます。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は採用動画の制作会社で、採用代行会社そのものではありません。応募者対応や面接の代行は行っていません。当社が担当するのは、採用代行会社や人事の方が使う動画と写真の素材です。このページは、採用の実務に関わる立場からの一般論で、特定の会社の順位付けはしていません。

採用代行には、どこまで頼めますか?

採用計画づくりから内定後の連絡まで、ほぼすべての工程が頼める範囲に入ります。ただし、合否を決めること自体は自社に残すのが一般的です。工程ごとに、任せやすいものと社内に残したほうがいいものを分けると次のようになります。

工程任せやすいこと社内に残したほうがいいこと
計画採用人数と時期の整理、使う経路の提案どの職種を何人、いつまでに採るかの最終決定
募集求人原稿の作成、媒体への出稿・更新、スカウトの送信給与や勤務条件など、求人に書く条件の確定
応募対応応募者への連絡、書類の受付、面接の日程調整連絡が来た応募者のうち、誰と会うかの判断基準
選考一次面接や適性検査の運営、説明会の運営合否の決定。最終面接
内定後内定者への連絡、入社までの案内入社前の不安への個別の対応、配属の説明
振り返り経路ごとの応募数・通過率の集計次の採用で何を変えるかの決定

採用代行に向いているのは、どんな会社ですか?

人事の担当者が少なく、応募への連絡が遅れている会社です。応募から最初の連絡までが遅いと、その間にほかの会社に決まってしまうことがあります。応募の連絡と日程調整だけを任せても、取りこぼしは減ります。新卒採用の繁忙期だけ手が足りない、といった期間を区切った使い方もあります。

採用代行に向かないのは、どんな場合ですか?

求人の条件や仕事の見せ方に原因があって応募が来ていない場合です。業務を外に出しても、応募する理由がない求人は変わりません。給与や休日が地域の相場から明確に外れているなら、先に条件の見直しが要ります。考え方は大手より給与が低い中小企業が採用で勝つ方法にまとめています。

採用代行会社は、どんな観点で比べますか?

費用の決まり方・頼める範囲・向く会社・向かない会社・契約で確認すること、の5つで比べます。採用代行の形は、おおむね次の3つに分かれます。

形費用の決まり方頼める範囲向く会社向かない会社契約で確認すること
業務単位で頼む日程調整・スカウト送信など、業務ごとの料金や件数で決まることが多い決まった作業の一部人事が回っているが、特定の作業だけ手が足りない採用の進め方そのものを見直したい件数の数え方。上限を超えたときの扱い
工程をまとめて頼む月額の固定費が多い。期間と業務量で決まる募集から応募対応、選考の運営まで人事の専任がいない。採用の時期がはっきりしている採用が年に数名で、月額が割に合わない月ごとの業務量の上限。報告の頻度と形
成果に応じて払う応募数や採用数に応じた報酬が加わる会社による。募集と応募対応が中心費用を成果と結びつけたい採用の質より数が優先されると困る「成果」の定義。早期退職したときの扱い

このほか、自社の採りたい職種での経験があるかは、どの形でも確かめてください。事務職の中途採用と、建設・設備管理(ビル管理・建物管理)・清掃・警備・運送などの現場職の採用では、使う経路も応募者への連絡の仕方も違います。

採用代行の費用は、何で決まりますか?

任せる業務の量と期間、それに成果報酬があるかどうかで決まります。相場の金額は、任せる範囲で大きく変わるため、ここでは書きません。見積もりを比べるときは、各社に同じ条件を渡します。

  1. 採りたい職種と人数、採用の時期
  2. 任せたい工程(上の表のどれか)
  3. 月あたりの応募数の見込みと、使う求人媒体
  4. 求人広告の掲載料を採用代行の費用に含めるのか、別に払うのか

4つ目は見落としやすい点です。採用代行の費用とは別に、求人広告の掲載料や人材紹介の成功報酬がかかる場合、総額で比べないと安く見えてしまいます。

契約の前に、何を確かめればいいですか?

任せる業務の範囲と、それを受けてよい立場かどうかと、応募者の情報の扱いの3つです。

  • 業務の範囲と上限 … 月に何件までの連絡や日程調整が含まれるか。超えたときの費用
  • 許可や届出の要る業務か … 求職者を企業に紹介する業務や、報酬を払って募集を任せる業務には、職業安定法による許可や届出が必要になるものがあります。依頼する業務について、先方がどの許可・届出のもとで受けているかを確認してください
  • 指示の出し方 … 業務委託の契約で、自社の社員が代行会社の担当者に直接細かく指示を出す形になると、労働者派遣と見なされるおそれがあります。連絡の窓口と指示の出し方を決めておきます
  • 応募者の個人情報 … 誰がどこで管理し、契約が終わったらどう扱うか。応募者への連絡は、誰の名前で送るか
  • 報告の形 … 経路ごとの応募数、面接の通過率、辞退の理由などを、どの頻度で受け取れるか

採用代行と動画・写真を組み合わせるなら、どう頼みますか?

応募者に送る連絡や説明会で、同じ動画を使い回せる形にしておくと、代行会社の対応の質が揃います。応募者が知りたい「仕事の中身」「職場の雰囲気」「1日の流れ」を、担当者ごとに口頭で説明するより、動画で見てもらうほうがぶれません。

どんな動画を用意すると、採用代行と相性がいいですか?

応募の直後に送る仕事紹介、説明会の冒頭で流す会社紹介、面接の前に見てもらう社員インタビューの3つです。当社では撮影1日30万円〜の中で本編1本とSNS用の短尺を作り、同じ1日の撮影から職種別に3本へ分ける場合は50万円〜です。説明会で使う動画の組み方は採用説明会の動画に、目的ごとの動画の種類は目的別の動画制作にまとめています。

求人原稿に使う写真も、一緒に用意できますか?

できます。採用代行会社が求人原稿を作るとき、写真が古い、人が写っていない、という理由で原稿の力が落ちることがあります。動画の撮影と同じ日に写真も撮ると、写っている人と服装が揃います。組み方は会社案内と採用サイトの写真を一度の撮影でまとめて撮るにまとめています。

よくある質問

Q. 採用代行(RPO)会社は、どう選べばいいですか?

A. 任せる業務と社内に残す業務を先に決め、その範囲を得意とする会社を選びます。そのうえで、自社の採りたい職種での経験、費用の決まり方(業務単位・月額・成果報酬)、許可や届出の要る業務かどうか、応募者の個人情報の扱い、報告の形を比べてください。

Q. 採用代行と人材紹介は、何が違いますか?

A. 人材紹介は、紹介会社が持っている求職者を企業に紹介し、採用が決まったときに報酬を払う形が一般的です。採用代行は、自社の採用の業務を外に任せるもので、応募者は自社の求人に応募してきた人です。人材紹介を使いながら、応募対応だけを採用代行に任せる組み合わせもあります。

Q. 面接も任せられますか?

A. 一次面接の運営を任せる会社はあります。ただし、合否の決定と最終面接は社内に残すのが一般的です。任せる場合は、評価の基準を文章にして渡しておかないと、代行会社の担当者ごとに判断がぶれます。

Q. OneTrackに採用代行を頼めますか?

A. 当社は採用動画の制作会社のため、応募者対応や面接の代行は行っていません。採用代行会社や人事の方が使う、仕事紹介・会社紹介・社員インタビューの動画と写真を制作しています。

Q. 採用代行を使えば、応募は増えますか?

A. 連絡の遅れで逃していた応募者は拾えるようになりますが、そもそも応募が来ていない場合は、求人の中身と載せている経路を先に見直してください。見直す順番は現場職の求人を出しても応募が来ないときに見直す順番にまとめています。

関連:求人広告代理店の選び方・採用サイト制作会社の選び方と比較の観点

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2026年9月25日 公開