Comparison

-採用サイト制作会社の選び方-

採用サイト制作会社の
選び方と比較の観点

採用サイト 制作会社 選び方

2026.09.25

採用サイトの制作会社は、「誰に、何を見せて、どこから人を呼ぶか」を一緒に決めてくれるかで選ぶのが基本です。デザインの好みや制作実績の数は、その次に見ます。採用サイト(採用ホームページ・リクルートサイト)は、求人広告やハローワーク、SNSで会社を知った人が、応募(エントリー)の前に確かめに来る受け皿だからです。このページでは、制作会社を比べるときの観点と、見積もりと契約で確かめることをまとめます。

採用サイトの制作会社は、何で選べばいいですか?

見た目より先に、採用の目的と狙う層を聞いてくるかで選びます。「新卒か中途か」「どの職種が足りないか」「応募はどの経路から来ているか」を聞かずにデザインの話から始まる場合、見栄えは整っても応募につながるページにはなりにくいからです。

先に立場を書いておきます。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は採用動画の制作会社で、採用サイトの制作会社そのものではありません。当社が作るのは採用サイトに置く動画と写真で、サイトの設計や構築は行っていません。そのため、採用サイトの制作会社に頼む側の立場で、動画や写真の素材を渡すときに困らない選び方を、一般論としてまとめています。特定の会社の名前を挙げた順位付けはしていません。

採用サイトの制作会社には、どんな種類がありますか?

大きく分けると、採用に特化したサイトを作る制作会社、会社のホームページ全般を作るWeb制作会社、採用ブランディングや採用広報まで含めて請け負う会社、個人のWebデザイナーやフリーランスの4つです。求人広告の代理店が、媒体の掲載とあわせて採用サイトの制作を請け負うこともあります。どれが良いかは、次の表の観点で決まります。

制作会社は、どんな観点で比べればいいですか?

費用の決まり方・頼める範囲・向く会社・向かない会社・契約で確認すること、の5つで比べると違いが見えます。

頼み先費用の決まり方頼める範囲向く会社向かない会社契約で確認すること
採用特化の制作会社ページ数と、取材・撮影・原稿の有無で積み上げることが多い採用の設計、社員取材、原稿、写真、構築、公開後の改善採用の目的から整理したい。職種ページや社員紹介を厚くしたい1ページだけ急いで作りたい取材・撮影が見積もりに含まれるか。公開後の更新を誰がするか
Web制作会社(総合)ページ数・デザインの作り込み・機能で決まるデザイン、構築、CMS、コーポレートサイトとの統一会社のホームページと一緒に作り直したい。採用の設計は社内でできる何を載せるかから相談したい原稿と写真を誰が用意するか。採用の設計が範囲に入るか
採用ブランディング・採用広報まで含む会社設計・コンセプト作りの工数が加わる採用コンセプト、メッセージ、サイト、パンフレット、説明会資料など新卒採用を本格化する。会社の見せ方を全体で揃えたい予算が限られ、まず受け皿が1つあればよい成果物の一覧と、それぞれの納期。どこまでが設計費か
個人のWebデザイナー・フリーランス作業量ごとの見積もりが多いデザインと構築が中心。人によって原稿や撮影も載せる内容が決まっている。小さく早く始めたい取材や写真まで一式で任せたい連絡が取れなくなったときの引き継ぎ。サーバーとドメインの名義

どの頼み先でも、最初の打ち合わせで「どこから人を呼びますか」と聞かれるかどうかは、比べる材料になります。採用サイトは、それ単体では人が集まりにくいページです。求人広告・求人検索エンジン・ハローワーク・SNSから、どうサイトへつなぐかまで話せる会社のほうが、公開後に困りません。

制作実績は、どう見ればいいですか?

自社と近い業種・規模・採用人数の実績があるかを見ます。現場職の採用なら、仕事の中身(1日の流れ・扱う設備・資格・夜勤の有無)がページに書かれている実績があるかどうか。見た目が洗練された実績が多くても、狙う層が違えば参考になりません。

採用サイトの制作費用は、何で決まりますか?

ページ数、取材と撮影の有無、原稿を誰が書くか、仕組み(CMSや応募フォーム)の4つで決まるのが一般的です。同じ「採用サイト制作」でも、原稿と写真を自社で用意するのか、社員の取材から任せるのかで、見積もりの幅は大きく変わります。

相場の金額はここでは書きません。上の4つの前提が揃っていない見積もりを並べても比べられないためです。見積もりを取るときは、次の前提を各社に同じ条件で伝えてください。

  1. ページの構成 … トップ、仕事紹介(職種ごと)、社員紹介、募集要項、よくある質問、応募フォームなど
  2. 取材と撮影 … 社員取材の人数、写真の撮影日数、動画を置くかどうか
  3. 原稿 … 制作会社が書くのか、自社で書いて整えてもらうのか
  4. 公開後 … 募集要項の更新を自社でできる仕組みにするか、更新のたびに依頼するか

公開後の費用も見落としやすい点です。サーバー代・ドメイン代・保守費・更新作業費が月々かかるのか、年単位か、必要なときだけかを、初期費用と分けて確かめます。

契約の前に、何を確かめればいいですか?

権利と名義と更新の3つです。公開したあとに「自社で直せない」「制作会社を変えられない」とならないよう、契約書か見積書に書いてもらいます。

確かめることなぜ効くか
ドメインとサーバーの名義制作会社の名義で取得されていると、乗り換えや解約のときに移管の手続きが要る。自社名義で持てるかを先に決める
デザイン・原稿・写真の権利サイトの素材を、求人広告・会社案内・SNSなどに使い回せるか。写真は撮影した側に著作権が残るのが原則なので、使える範囲を書いてもらう
募集要項を自社で更新できるか採用サイトは募集要項が古いまま放置されやすい。管理画面から自社で直せるか、直すたびに費用がかかるか
応募フォームと応募の通知応募が来たときに誰に通知が届くか。採用管理のシステムを使う場合は、つなぎ込みが範囲に入るか
修正回数と公開日デザインと原稿の修正が何回まで含まれるか。公開日から逆算した日程になっているか
解約・乗り換えのときの扱いデータ一式を受け取れるか。保守契約をやめたあとも、サイトをそのまま使えるか

募集要項の書き方で、気をつけることはありますか?

あります。求人の情報は、正確で最新の内容にしておくことが法律でも求められています。2024年4月からは、募集のときに示す労働条件に、就業場所と業務の「変更の範囲」が加わりました。制作会社が原稿を書く場合も、募集要項の中身は自社で確認してから公開してください。

頼む前に、社内で決めておくことは何ですか?

狙う層、足りない職種、応募が来ている経路の3つです。この3つが決まっていると、どの頼み先でも打ち合わせが早く進み、見積もりのぶれも小さくなります。

  • 狙う層 … 新卒・第二新卒・未経験の中途・経験者・有資格者のどれか。複数なら優先順位
  • 足りない職種 … 仕事紹介のページを厚くする職種。現場職なら、1日の流れを書ける社員が誰か
  • 応募の経路 … いま応募はどこから来ていて、どこから増やしたいか。経路の選び方はハローワークだけでは人が採れないときの次の一手にまとめています

採用サイトがあっても、求人そのものが見られていなければ応募は増えません。応募が来ない原因がどこにあるかの切り分けは現場職の求人を出しても応募が来ないときに見直す順番をご覧ください。

採用サイトに動画・写真を組み合わせるなら、どう頼みますか?

サイトの構成が決まった段階で、動画と写真の置き場所と形を決めてから撮ります。トップの動画は横長で文字を重ねる余白が要り、社員紹介の写真は正方形や縦長に切り抜くなど、置き場所で必要な形が変わるためです。撮ってからサイトに合わせようとすると、形が合わないことがあります。

採用サイトの制作会社と、動画の制作会社は分けてもいいですか?

分けても問題ありません。その場合は、サイトの制作会社から「必要な動画の長さ・縦横の比率・ファイル形式・写真の点数」を先にもらい、動画の制作会社に渡します。当社では、採用サイトのトップに置く動画を会社紹介ムービー(撮影1日30万円〜)か採用ブランディングムービー(100万円〜)で作るのが基本で、サイトに組み込む方に必要な形式を先に伺っています。詳しくは採用サイトのメインムービーに書いています。

サイト用の写真と動画は、同じ日に撮れますか?

撮れます。社員紹介の顔写真、働いている様子の写真、職種ページ用の動画は、撮影の段取りとしてはほぼ同じです。同じ日にまとめると、社員に集まってもらう日が1回で済み、写真と動画で写っている人や服装が揃います。組み方は会社案内と採用サイトの写真を一度の撮影でまとめて撮るに、動画の費用の全体像は採用動画の費用相場は種類別にいくらかにまとめています。

よくある質問

Q. 採用サイトの制作会社は、どう選べばいいですか?

A. 採用の目的と狙う層を最初に聞いてくるか、どこから人を呼ぶかまで話せるかで選びます。そのうえで、自社と近い業種・規模の実績、取材と撮影が見積もりに含まれるか、公開後に募集要項を自社で更新できるか、ドメインとサーバーの名義を比べてください。

Q. 採用サイトは、コーポレートサイトの中に作るのと別に作るのとでは、どちらがいいですか?

A. 載せたい量で決めます。職種が少なく、募集要項と数人の社員紹介で足りるならコーポレートサイトの中の採用ページで始められます。職種ごとの仕事紹介や社員紹介を厚くしたい、新卒採用を本格化するといった場合は、別に作るほうが構成の自由がききます。

Q. 採用サイトを作れば、応募は増えますか?

A. 採用サイトだけでは、応募はほとんど集まりません。採用サイトは、求人広告・求人検索エンジン・ハローワーク・SNSで会社を知った人が確かめに来る受け皿です。人を呼ぶ経路とあわせて考えてください。

Q. OneTrackに採用サイトの制作を頼めますか?

A. 当社は採用動画の制作会社のため、採用サイトの設計や構築は行っていません。採用サイトに置く動画と写真を担当し、サイトの制作会社から必要な形式を伺って書き出します。

Q. 相見積もりは、何社くらい取ればいいですか?

A. 社数より、同じ前提で頼むことが大事です。ページの構成・取材と撮影の有無・原稿を誰が書くか・公開後の更新の4つを揃えて伝えると、見積もりの差が何から来ているかが分かります。

関連:採用代行(RPO)会社の選び方と、頼める範囲・採用写真・社員写真の撮影会社(カメラマン)の選び方

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2026年9月25日 公開