How to

-運送・ドライバー採用動画の作り方-

運送・ドライバーの採用動画の作り方
撮る内容6つと撮影前に決める5つ

運送 ドライバー 採用動画 作り方

2026.10.02

運送・ドライバーの採用動画は、「知ってもらう動画」と「応募を決める動画」の2本に分けて作ります。車両の映像は求職者以外にも届きやすく再生数が伸びますが、再生数と応募数は一致しないためです。トラックドライバーの求人動画・リクルート動画を作るときに、何を撮り、撮影前に何を決めるかを手順で書きます。サービスの詳細は運送の採用動画のページにあります。

1. 運送の採用動画は、どう作ればいいですか?

2本立てで作るのが現実的です。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は、現場職の採用動画を専門に制作している映像制作会社です。11業種47社が公開している採用動画317本の再生数を1本ずつ数えたところ、運送は1万回を超えた動画が30本中7本(23%)と、他の業種より突出していました。

ただし中央値は647回で、どの動画も見られるわけではありません。伸びている動画の多くは、トラックそのものを映しています。車両に関心のある層は転職を考えていなくても見るので、再生数は伸びても応募にはつながりにくい。そこで、役割を分けます。

動画ねらい見るべき数字
知ってもらう動画車両・走行・積み下ろし・車庫を見せ、会社の名前を覚えてもらう再生数・保存数
応募を決める動画1日の流れ・拘束時間・給与の内訳・車内・休憩の取り方を見せる求人ページへの遷移・応募数(エントリー数)

前者だけでは数字が伸びても応募が来ず、後者だけではそもそも見られません。

2. 何を撮れば応募につながりますか?

「生活が成り立つか」が分かるものを撮ります。ドライバー職の応募前に確認されやすいのは、仕事内容より生活の見通しです。求人票にも書けますが、文字では「本当かどうか」が伝わりません。

  1. 1日の流れ — 出庫から帰庫までを時系列で追う
  2. 拘束時間と帰宅時間 — 実際に家に帰れる時刻
  3. 長距離か地場か — 泊まりの有無
  4. 給与の内訳 — 固定と歩合の割合を本人の言葉で
  5. 積み下ろしの方法 — 手積みかフォークリフトか
  6. 車両と車内の状態 — 年式、車内の様子、休憩の取り方

免許については、入社時に必要な免許と入社後に取れる免許を分けて話してもらうと、未経験の求職者に伝わります。

3. 撮影の前に何を決めておけばいいですか?

次の5つを決めておくと、当日が止まりません。運送の撮影は、運行を変えずに撮ることが前提だからです。

決めること理由
撮影する車両とその日の運行予定運行を変えずに撮れる時間帯を先に押さえる
荷主が特定できる荷物・伝票・行き先表示を映してよいか運送業に特有の映り込みの問題
車載カメラを使う場合の取り付け位置と安全確認の手順走行中の安全を優先するため
点呼・アルコールチェックを撮ってよいか社内の手順として見せたいかどうか
インタビューを録る場所車庫は音が回るため、別室が要る

荷主への確認が難しい場合は、許可が取れないときの撮り方のとおり、許可が要らない画だけで1本を成立させる設計にします。

4. 2024年問題の中で、採用動画は何ができますか?

条件が良くなったのに伝わっていない会社には効きます。2024年4月からトラックドライバーの時間外労働に年960時間の上限が適用され、同じ荷物を運ぶのにより多くのドライバーが必要になりました。

採用動画でできるのは、労働時間が短くなった事実を具体的に見せること、「きつい」という業界イメージと自社の実態の差を示すこと、入社後の生活を想像できる状態にしてミスマッチを減らすことです。一方、労働条件そのものを良くすることや、給与水準で他社に勝つことはできません。条件の見直しが先の場合、OneTrackはその旨をお伝えします。

5. 費用と期間はどのくらいですか?

撮影1日・1拠点・本編1本で30万円(税別)からです。企画・撮影・編集を含み、出演される方の人数では金額が変わりません。2本立てにする場合も、同じ撮影日にまとめれば1日で作れます。

内容費用(税別)
撮影1日・1拠点・本編1本30万円〜
同じ撮影日にもう1本+10万円
撮影1日で3本50万円
撮影2日以上・複数拠点80万円〜

ご相談から納品まで、およそ1〜2ヶ月です。ディレクターとカメラの2名で伺い、全国に出張します。見積もりの見方は見積書の読み方にまとめています。

6. 社内で撮るのと外注では、どちらがいいですか?

続けられるなら社内撮影が有利です。運送業はSNSとの相性が良く、継続投稿で知ってもらう動画を積み上げられます。ただし多くの場合、撮影より「毎回何を撮るか」という企画で止まります。

応募を決める動画は外注でしっかり1本作り、知ってもらう動画は社内で回す、という分け方もあります。社内で続ける前提なら、企画の型を作るところだけを外部に頼む方法もあります(動画内製化支援)。

7. 完成した動画は、どこに載せればいいですか?

2本の役割ごとに、置き場所を分けます。知ってもらう動画はInstagramやYouTubeショートなど、求職者以外にも届く場所に。応募を決める動画は、求人ページ・自社の採用サイト・求人媒体など、転職を考えている人が条件を確かめる場所に置きます。

同じ素材から縦型の短尺と横型の本編を作り分けることもできます。OneTrackは置き場所から逆算して長さと構成を決め、納品時には採用サイトのどこに置くかまで一緒に決めます。完成した動画の二次利用に追加費用はかかりません。

置いたあとは、知ってもらう動画は再生数と保存数、応募を決める動画は求人ページへの遷移と応募数で見ます。同じ物差しで2本を比べると、役割の違う動画を「失敗」と判断してしまいます。

8. 依頼する前に、何を用意すればいいですか?

撮影したい車両・営業所と、出演してほしいドライバーの候補です。運行表を見せていただければ、運行を変えずに撮れる時間帯をOneTrackから提案します。

よくある質問

Q. 制作期間はどのくらいですか?

A. ご相談から納品まで、およそ1〜2ヶ月です。運行の繁忙期を避けたい場合は、最初のご相談でお伝えください。

Q. トラック運送の実績はありますか?

A. 社名を出して公開できるトラック運送の実績は、まだありません。公開している運送の実績は、東関交通様(千葉県成田市)のバスドライバーの1日を追った密着形式のInstagramリールです。実績を重視される場合は、トラック運送の実績がある会社と並べて比べていただくのが適切です。

Q. 再生数が伸びれば応募は増えますか?

A. そのままは増えません。車両に関心のある層にも届くため、再生数と応募数がずれます。知ってもらう動画と応募を決める動画を分け、それぞれ別の数字で見ます。

Q. ドライバー以外(整備士・事務)も撮れますか?

A. 撮れます。同じ撮影日にまとめると効率的です。車両整備の様子は映像になりやすいので、ドライバー採用とあわせて撮ることをおすすめしています。

Q. 顔を出したくないドライバーがいます。

A. 顔出しなしでも制作できます。手元・後ろ姿・声のみといった構成が可能です。

Q. 営業所が複数あります。

A. 撮影2日以上・複数拠点は80万円〜です。全国に出張し、移動と宿泊の実費は分けて明示します。

撮影の進め方と費用は運送・ドライバーの採用動画のページで確認できます。採用動画全体の費用は採用動画の費用にまとめています。

撮影日数・拠点数・納品本数が分かれば、見積もりをお出しします

採用動画・会社紹介・研修など、用途を問わずご相談ください。相見積もりの一社としてのご相談で構いません。お電話(03-6822-1206)でも受け付けています。

相談してみる 費用の目安を見る

最終更新日 2026年10月2日