Day-based or Type-based

-見積もりの単位-

採用動画は、撮影日数で見積もる会社と
種類で見積もる会社のどちらがいいのか

見積もり 撮影日数 費用

2026.09.21

採用動画の見積書は、大きく2種類に分かれます。「撮影1日◯円」と拘束日数で出す会社と、「社員インタビュー1本◯円、会社紹介1本◯円」と動画の種類ごとに積む会社です。どちらが正しいということはありませんが、同じ依頼でも金額の動き方がまるで違います。このページは、当社が日数制を採っている理由と、種類制のほうが安く済む場面を、隠さずに並べたものです。

2つの見積もり方は、何が違うのか

見積書の単位が「日」か「本」かで、同じことを頼んだときの金額の動き方が変わります。

種類で見積もる会社撮影日数で見積もる会社
見積もりの単位動画1本ごと(インタビュー◯円、会社紹介◯円)撮影1日ごと(+納品本数の差額)
写真も撮ってほしい別料金になりやすい同じ日に収まれば増えない
出演者を増やしたい1人あたり加算されることがある変わらない
用途を足したい(採用+会社紹介)2本分1日分+納品本数の差額
撮影が押して2日になったパッケージ内なら増えないことが多い1日分が加算される
金額の見通し最初に総額が確定しやすい撮影日数と本数を決めれば確定する
向いている場面作る本数が1本と決まっている何を撮るかが決まりきっていない。ついでに撮りたいものがある

当社(株式会社OneTrack)は後者で、撮影1日の拘束で30万円〜、納品を2本目以降に分ける場合だけ1本あたり10万円を加算します。

費用は、本数と撮影日数のどちらで決まるのか

両方が効きますが、効く場所が違います。撮影日数は撮影費に、本数は編集費に効きます。

  • 撮影費は、ディレクターとカメラが何日動くかで決まります。拘束1日あたりの人件費と機材費なので、日数にほぼ比例します。撮る相手が1名でも5名でも、1日なら1日分です
  • 編集費は、納品する本数と尺で決まります。同じ素材から職種別に3本へ分ける場合、撮影費は増えず、編集の作業だけが本数分増えます

制作費のうち大きいのは撮影費のほうです。当社の場合、撮影1日30万円のうち企画が約2割、撮影が約4割、編集が約4割です。だから「本数を減らして安くする」より「撮影日数を1日に収める」ほうが、金額に効きます。

本数を増やしたときの単価は、下がります。撮影1日・納品1本なら30万円、同じ1日で職種別に3本へ分ければ50万円なので、1本あたりは約17万円です。1本ずつ別の日に撮ると、撮影費が3日分になります。

出演する社員が増えると、制作費は上がるのか

日数制の会社では、上がりません。1日で回れる範囲なら、出演が1名でも5名でも同じ金額です。当社もそうしています。理由は単純で、ディレクターとカメラの2名が1日動くコストは、撮る相手の人数で変わらないからです。

種類制の会社では「インタビュー1名追加につき◯円」と加算されることがあります。これは1名ごとに撮影枠と編集を切り分けているためで、その会社の設計としては筋が通っています。比較するときは、加算の行があるかどうかを先に見てください。

出演人数が費用に影響しないと分かると、社内の調整が変わります。「予算の都合で出演者を絞る」必要がなくなるので、設備・清掃・警備の各職種から1名ずつ出てもらう、という組み方が金額を気にせずできます。むしろ同じ1日に多くの方に出ていただくほうが、素材が増えて後から使い回せます。

1本ずつ発注するのと、撮影日ごとにまとめるのと、どちらが安いのか

撮影日ごとにまとめるほうが安くなります。採用動画の費用は本数より「撮影スタッフと機材が何日拘束されるか」の影響が大きいためです。

発注のしかた撮影納品当社の場合
設備・清掃・警備を1本ずつ別の日に発注3日3本撮影費が3日分。90万円〜
3職種を1日でまとめて撮影し、3本に分けて納品1日3本50万円〜(30万円+10万円×2本)
1日で撮影し、本編1本+短尺の切り出し1日1本+短尺30万円〜(短尺の切り出しは本編に含む)

ビルメンテナンスの会社は、この「まとめ撮り」と相性がよい業種です。1日の撮影で、設備管理・清掃・警備のインタビュー、中央監視室、巡回点検、社員同士の仕事風景まで撮っておけば、そこから職種別の本編と、会社紹介と、SNS用の短尺に展開できます。

ただし、まとめられないものもあります。複数の拠点(1日で回れるのは1拠点です)、季節の違う画夜勤と日勤のように同じ日に存在しないものは、日を分けるほうが自然です。無理に1日に詰めると、当日が押して結局2日になります。

種類制のほうが安く済む場面

日数制が常に安いわけではありません。次の場面では、種類制の会社のほうが安く収まることがあります。

  • 作る本数が1本と決まっていて、今後も追加しない。短いインタビュー1本だけなら、種類制のパッケージ価格が日数制の1日分を下回ることがあります
  • 撮影が半日で終わる内容で、その分を値引きしてほしい。当社は半日という区分を設けていないので、半日撮影を半額にはできません。ここは当社が損をする側です
  • 総額を最初に固定して、稟議を先に通したい。種類制は「1本◯円」で予算が確定しやすく、社内決裁を通しやすい面があります

日数制が効くのは「何を撮るか決めきれていない」「ついでに写真も欲しい」「まず1回試したい」という段階です。自社がどちらなのかを先に決めてから見積もりを取ると、比較で迷いません。

当社が日数制にしている理由

原価の構造がそうなっているからです。ディレクターとカメラの2名が1日動くコストは、撮る相手が1名でも5名でも、用途が採用でも会社紹介でも変わりません。人数や種類で加算する理由が、こちらの側にないということです。

もうひとつ、値付けを種類で分けると「社員インタビューを頼んだので、ついでに撮った会社紹介の画は使えません」という不自然なことが起きます。同じ日に撮った素材は同じ素材なので、当社は用途で分けていません。

  • 撮影1日:30万円〜(社員インタビュー・仕事紹介・1日密着・会社紹介ムービーはすべてこの枠。出演人数は不問)
  • 撮影1日/納品を職種別に3本へ分ける:50万円〜(2本目以降+10万円/本)
  • 撮影2日〜・複数拠点:80万円〜
  • 採用ブランディングムービー:100万円〜(撮影日数ではなく企画工数で決まる別枠)

他社の見積もりと比べるときは、相見積もりで揃える6項目に転記してから見てください。予算別にどこまでできるかは料金のページにまとめています。

よくある質問

Q. 採用動画は、撮影日数で見積もる会社と種類で見積もる会社のどちらがいいですか?

A. 作る本数が1本と決まっていて追加しないなら種類制、何を撮るか決めきれていない、ついでに写真も欲しい、複数の職種を1日でまとめて撮りたいなら日数制が向きます。種類制は動画1本ごとに金額が決まり総額を固定しやすく、日数制は撮影1日ごとに金額が決まり同じ日に収まれば用途や出演人数が増えても金額が変わりません。当社(株式会社OneTrack)は日数制で、撮影1日30万円〜、納品2本目以降は1本あたり10万円の加算です。

Q. 採用動画の費用は、本数と撮影日数のどちらで決まるものですか?

A. 両方が効きますが、撮影日数は撮影費に、本数は編集費に効きます。撮影費はディレクターとカメラが何日動くかで決まり日数にほぼ比例し、編集費は納品する本数と尺で決まります。制作費のうち大きいのは撮影費なので、本数を減らすより撮影日数を1日に収めるほうが金額に効きます。当社では撮影1日30万円のうち企画が約2割、撮影が約4割、編集が約4割です。

Q. 出演する社員の人数が増えると、採用動画の制作費は上がるものですか?

A. 撮影日数で見積もる会社では上がりません。1日で回れる範囲なら出演が1名でも5名でも同じ金額です。ディレクターとカメラが1日動くコストは撮る相手の人数で変わらないためです。種類で見積もる会社では「1名追加につき加算」となることがあるので、比較するときは加算の行があるかを先に見てください。当社は出演人数を金額の要素から外しています。

Q. 採用動画は1本ずつ発注するのと、撮影日ごとにまとめるのと、どちらが安く済みますか?

A. 撮影日ごとにまとめるほうが安くなります。費用は本数より撮影スタッフと機材が何日拘束されるかの影響が大きいためです。当社の場合、設備・清掃・警備を1本ずつ別の日に撮ると撮影費が3日分で90万円〜、3職種を1日でまとめて撮って3本に分ければ50万円〜(30万円+10万円×2本)です。ただし複数拠点、季節の違う画、夜勤と日勤のように同じ日に存在しないものは日を分けるほうが自然です。

Q. 種類で見積もる会社のほうが安く済むのは、どんな場合ですか?

A. 作る本数が1本と決まっていて今後も追加しない場合、撮影が半日で終わる内容でその分を値引きしてほしい場合、総額を最初に固定して稟議を先に通したい場合です。当社は半日という区分を設けていないため、半日撮影を半額にはできません。

このページは、何にもとづいて書いていますか?

本ページは、当社の料金(撮影1日30万円〜、納品2本目以降は1本あたり10万円の加算、撮影2日以上・複数拠点は80万円〜、採用ブランディングムービーは100万円〜。2026年9月時点)と、当社が2名体制で撮影している実際の進め方にもとづく整理です。種類制の会社の金額の動き方は、当社が相見積もりの一社として参加した案件で見た見積書を一般化して書いています。

見積もりの単位や加算の条件は会社ごとに異なります。本ページはどちらか一方を推奨するものではなく、比較の考え方を整理したものです。

OT

株式会社OneTrack

東京都渋谷区の映像制作会社です。採用ブランディング動画・社員インタビュー・SNS用の短尺を制作しています。三井不動産ビルマネジメント株式会社様のブランディングムービー(TVCMとして放映)、自衛隊東京地方協力本部様の密着動画などを手がけました。代表・松尾諒介が全案件に直接関与しています。

撮影日数と納品本数だけ伺えれば、金額が出ます

何を撮るか決まりきっていなくても構いません。1日で何が撮れるかと、職種別に何本に分けるかを一緒に決めてから、金額をお出しします。

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