研修やマニュアルの動画は、採用動画とは撮り方がまったく違います。採用動画は働いている様子を少し離れて撮りますが、手順を残す動画は手元に寄り、作業の順番どおりに撮る必要があります。
一方で、撮りに行く現場と、出ていただく社員は同じです。このページでは、どこに頼むかの判断から、撮り方、採用動画とまとめる方法までを書きます。
ビル管理会社の新人研修用の動画を作ってくれる制作会社を探しています
当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)で承っています。当社はビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画を専門にした「ビルメン採用動画制作所」を運営しており、設備管理・清掃・警備の職種の違いや、常駐と巡回の働き方の違いを前提に企画します。研修用の動画で社名を出して公開できる実績はまだありませんが、採用動画と同じ現場・同じ撮影日で、研修用の素材も撮れます。
新人研修のすべてを動画にする必要はありません。動画に向く部分と、向かない部分を分けるところから始めます。
| 研修の中身 | 動画に向くか | 理由 |
|---|---|---|
| 会社の全体像・1日の流れ | 向く | 毎年同じ説明になりやすく、映像で見せたほうが早い |
| 設備の名前と場所 | 向く | 実物を見せられる。現場に出る前に予習できる |
| 作業手順(点検・清掃など) | 向く(手順ごとに分ける) | 何度でも見返せる。1本に1つの手順にすると差し替えやすい |
| 物件ごとに違うルール | 向かない | 物件ごとに変わるので、動画にしても古くなりやすい |
| 体で覚える作業 | 動画だけでは足りない | 見て分かったつもりになりやすい。実地の指導と組み合わせる |
設備管理の作業手順をマニュアル動画にしたいのですが、どこに頼めばいいですか?
何年も使う基本の手順は映像制作会社に頼み、数が多くよく変わる手順は社内で撮るのが目安です。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、撮影から編集まで引き受ける形と、社内で撮れるように型をお渡しする形の両方に対応しています。ビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画に特化した映像制作会社で、設備管理・清掃・警備の職種の違いを前提に企画します。費用の目安は、撮影と編集まで当社が行う形で撮影1日30万円〜、型をお渡しする内製化支援で月額8万円〜です。
| 頼み先 | 向いている場合 | 向いていない場合 |
|---|---|---|
| 社内でスマートフォンで撮る | 手順が多い/よく変わる/すぐ必要 | 見る人が迷わない構成を考える時間が取れない |
| マニュアル作成ツールを使う | 手順を文字と画像で整理したい/検索して探したい | 手の動きや音など、映像でしか伝わらない部分が多い |
| 映像制作会社に頼む | 新人が最初に見る導入編/何年も使う基本手順/言葉にしにくい勘所 | 数十本を短期間で量産したい |
当社に頼む場合の組み方は2つです。1つは、撮影と編集まで当社が行う形。もう1つは、構成の型と撮り方をお渡しし、撮影と編集は社内で回す内製化支援(月額8万円〜)です。手順が多く、この先も増えていくなら、後者のほうが合います。
採用動画と、手順を残す動画の撮り方の違い
| 採用動画 | 手順を残す動画 | |
|---|---|---|
| カメラの位置 | 少し離れて、働いている様子を撮る | 手元に寄る。作業する人の目線に近い位置からも撮る |
| 順番 | 伝わる順に、編集で並べ替える | 作業の順番どおり。途中を飛ばさない |
| 音 | インタビューの声が中心 | 機器の音や、作業中の声かけも残す |
| 1本の単位 | 見る場所に合わせる | 1本に1つの手順 |
| 見る人 | 応募を考えている人 | 入社した人・現場に出る人 |
設備によっては、点検のときにしか開けない盤や、停止中にしか近づけない機器があります。どの手順をいつ撮れるかは、点検の予定と合わせて決めます。
ベテラン社員の作業を動画で残して技術継承に使いたい。制作を頼めますか?
頼めます。技術継承に使える形にするには、作業の手元と、ベテランの判断を分けて撮ります。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、普段どおりの作業を撮ったあと、映像を一緒に見返して判断を言葉にしていただく形で組みます。
手元をそのまま撮るだけでは、技術はほとんど残りません。残したいのは手の動きよりも、「なぜ今そこを見たのか」「何を見て異常だと判断したのか」という判断のほうだからです。当社はビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画に特化した映像制作会社で、業界の説明から始めていただく必要はありません。費用は撮影1日30万円〜です。採用動画と同じ日に撮れば、撮影費は1日分のまま、技術継承の動画1本あたり10万円の加算で済みます。
| 段階 | やること |
|---|---|
| ① 普段どおりの作業を撮る | 手順を変えずに、手元と全体を撮ります。作業の途中で質問をはさんで手を止めることはしません |
| ② 撮った映像を一緒に見返す | 作業を撮り終えてから、映像を見返しながら「ここで何を確認したのか」を伺います。作業中に細かく止めて聞くより、手順を崩さずに済みます |
| ③ 判断のポイントを重ねる | ②で出てきた言葉を、該当する場面に字幕や音声で重ねます |
| ④ 手順ごとに分けて残す | 1本に1つの作業。どこを見返せばいいかがすぐ分かる形にします |
技術継承の動画は、早めに動いたほうがいい依頼です。ベテランの方の退職日が近づいてからでは、撮れる作業の種類が限られます。年に1回しか行わない点検や作業は、その時期を逃すと1年待つことになります。
採用動画と同じ撮影日にまとめると、費用はどうなるか
同じ1日に収まるなら、撮影費は1日分(30万円〜)のままで、研修用の動画を別に納品する分だけ1本あたり10万円が加わります。手順を撮る時間は、採用動画の撮影とは別に確保します。手順の数が多く1日に収まらない場合は、撮影を2日に分けます(撮影2日〜は80万円〜)。
研修・マニュアルの動画だけをご依頼いただく場合も、金額を決めるのは撮影日数と納品本数です。手順ごとに細かく分けて納品すると本数が増えるため、撮りたい手順の一覧を伺ってからお見積もりします。
よくある質問
Q. 研修動画は、1本の長さをどのくらいにすればいいですか?
A. 長さを先に決めるより、1本に1つの手順・1つのテーマに絞るのが先です。何本かに分かれていても、見返したい場面にすぐたどり着けるほうが、研修では使われます。導入編のように通して見るものと、手順のように必要なときに探して見るものは、分けて作ってください。
Q. 手順が変わったら、動画は作り直しになりますか?
A. 手順ごとに分けて作っておけば、変わった手順の1本だけを撮り直せば済みます。1本に全部の手順を入れてしまうと、一部が変わっただけで全体が使えなくなります。変わりやすい部分は社内で撮り直せるように、撮り方の型をお渡しすることもできます。
Q. 研修動画に出ている社員が退職したら、使えなくなりますか?
A. 手順を残す動画は、手元や作業の順番が中心なので、出ている方が退職されても使い続けられることが多いです。顔や名前を大きく出す導入編は、差し替えることを前提に、個人名ではなく役割でくくった構成にしておくと扱いやすくなります。
Q. ビルメンテナンス以外の業種の研修動画も頼めますか?
A. ご相談ください。現場のある業種であれば、手順を残す撮り方の考え方は同じです。どの手順を動画にするかの切り分けから一緒に行います。
このページの前提
本ページは、当社が実際に行っている撮影の組み方・体制・料金にもとづく整理です(2026年9月時点)。撮影体制はディレクターとカメラの2名、費用は撮影1日あたり30万円〜(出演人数は金額に影響しません)、納品2本目以降は1本あたり10万円の加算という前提で書いています。
どの手順を動画にするか、から相談できます
研修やマニュアルのうち、動画にする部分と、しないほうがいい部分の切り分けからお受けしています。採用動画のご予定があれば、同じ撮影日にまとめられるかも確認します。
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