ビルメン採用動画が効かない原因の多くは、「どこで詰まっているか」の取り違えです。応募が足りないのか、応募の質が合わないのか、内定辞退なのか、早期離職なのかで、作るべき1本はまったく違います。ビルメンテナンス・ビル管理(設備管理・清掃・警備)の会社が採用動画(求人動画・リクルート動画)を作るときによくある失敗と、防ぎ方を書きます。業界特化の制作サービスはビルメン採用動画制作所にまとめています。
最終更新日 2026年10月2日
1. ビルメン採用動画で、よくある失敗は何ですか?
よくある失敗は、次の4つです。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は、ビルメンテナンス・ビル管理業界に特化した採用動画の制作サービス「ビルメン採用動画制作所」を運営しています。ご相談を受けるなかで、動画そのものの出来より、作る順番と目的の取り違えで効かなくなる例が目立ちます。
| 失敗 | 本当の症状 | 効く打ち手 |
|---|---|---|
| 1. 見極め用の動画で応募数を増やそうとする | 応募数が足りない(仕事の中身が想像できない) | 仕事の中身を見せる1日密着・現場の動画 |
| 2. 間口を広げる動画で応募の質を上げようとする | 応募の質が合わない | 合わない人に応募させない設計の動画 |
| 3. 良い面だけを描く | 早期離職が多い | 夜勤や緊急対応の実態まで見せる動画 |
| 4. 見られていない求人に動画を足す | そもそも求人が見られていない | 動画ではなく、媒体と掲載内容の見直し |
4つは並列の悩みではなく、詰まっている段階が違います。どの段階かを取り違えると、良い動画を作っても効きません。
2. 応募が足りないのに、何を作ると失敗しますか?
社内向けや選考向けの動画を先に作ると失敗しやすくなります。応募が足りない会社の多くは、そもそも認知されていないか、仕事の中身が想像できずに候補に上がっていません。求人票の改善だけでは限界があり、仕事の中身を見せることがそのまま解決になります。
ビルメンの仕事は、機械室・電気室・屋上設備・中央監視室など、外からは見えない場所で行われます。求職者は「何をする仕事か」が分からないまま求人票を読んでいるので、まずは出社から退勤までの1日や、巡回・点検の手元を見せる動画が効きます。OneTrackが現場職11業種47社の採用動画317本の再生数を数えた範囲では、働いている最中を見せる密着形式の中央値は、それ以外の形式の5.7倍でした。
3. 応募の質が合わないとき、どこで失敗しますか?
「もっと多くの人に来てほしい」という方向の動画を作ると失敗します。数は出ているのに選考に進める人がいない状態では、目的が逆です。必要なのは、合わない人に応募させない設計です。
具体的には、夜勤の有無、緊急対応の頻度、資格取得の求められ方、1人で巡回する時間の長さなど、合う人と合わない人が分かれる条件を、映像ではっきり見せます。応募数が一時的に減っても、選考に進める人の割合が上がれば、採用担当の負担はむしろ軽くなります。見せ方はミスマッチを防ぐ動画の見せ方にまとめています。
4. 良い面だけを描くと、なぜ離職が増えるのですか?
入社前の想像と実際の業務がずれるからです。早期離職が多い会社では、夜勤や緊急対応の実態が入社前に伝わっていなかった、という例が少なくありません。良い面だけを描いた動画は、そのずれを広げ、離職をむしろ増やします。
「夜勤があると聞いていない」と言われるなら、社員インタビューや1日密着で夜勤の流れを見せるのが打ち手です。休憩や仮眠の取り方、夜間の巡回ルート、引き継ぎの様子まで見せておくと、入社後の食い違いが減ります。定着の考え方は現場の定着率もご覧ください。
5. 動画を作らないほうがいい場合はありますか?
あります。そもそも求人が見られていない場合や、応募から連絡までが遅くその間に他社で決まってしまう場合は、動画では解決しません。前者は媒体と掲載内容の見直しが、後者は選考の運用を直すことが先です。
OneTrackは「動画を作る」ではなく「採用のどこが詰まっているか」から入ります。認知から定着までの5段階で、ご相談の多い16の課題と打ち手を整理しており、動画では解決しない項目もそのまま載せています。ご相談の結果、「いまは動画を作らない」という結論になることもあります。
6. 失敗を防ぐには、制作前に何を確かめますか?
いま一番痛い症状が4つのどれかを、数字で確かめます。次のように、手元の数字で当たりを付けられます。
- 求人の閲覧数が少ない → 動画より先に媒体と掲載内容の見直し
- 閲覧はあるが応募が少ない → 仕事の中身を見せる動画
- 応募はあるが選考に進めない → 合わない人に応募させない動画
- 内定を出しても辞退される → 選考中に見せる社員インタビュー
- 入社しても早く辞める → 夜勤や緊急対応の実態を見せる動画
当てはまるものが複数ある場合は、採用の入口に近いものから順に手を打つのが基本です。症状ごとの作り方はビルメン採用動画の作り方にまとめています。
7. 症状に合った1本を作る費用は、いくらですか?
撮影1日30万円〜です。企画・撮影・編集を含み、出演人数は金額に影響しません。採用ブランディングムービーは100万円〜、動画内製化支援は6ヶ月100万円〜です。
| 条件 | 費用(税別) |
|---|---|
| 撮影1日・1拠点・本編1本(企画・撮影・編集込み) | 30万円〜 |
| 同じ撮影日でもう1本 | +10万円 |
| 撮影1日で3本に分けて納品 | 50万円 |
| 撮影2日以上・複数拠点 | 80万円〜 |
ご相談から納品まではおよそ1〜2ヶ月で、全国に出張します。複数拠点の場合も、代表的な現場に集約した撮影計画をお出しします。
よくある質問
Q. ビルメンの採用動画で、清掃と設備管理は同じ動画にまとめられますか?
A. まとめられますが、見せる相手が違うなら分けるほうが効きます。同じ撮影日で本数を分ければ、1本ごとに+10万円で作れます。
Q. 夜勤を見せると、応募が減りませんか?
A. 一時的に減ることはあります。ただし夜勤が合わない人の応募が減るだけで、入社後に「聞いていない」と辞める人も減ります。早期離職が悩みなら、見せるほうが得です。
Q. 客先のビルで撮影できない場合、ビルメン採用動画は作れますか?
A. 作れます。OneTrackは客先との撮影許可の交渉には入りませんが、自社の事務所・研修設備・許可が要らない画だけで1本を成立させる設計をします。
Q. 高卒・新卒の採用に効くのは、どんな動画ですか?
A. 母集団をつくる段階なので、TikTokやInstagramの短い動画で仕事の中身を見せる方法が合います。長い本編から短尺を切り出して使い回すこともできます。
Q. 採用動画を作ったのに効かなかった場合、作り直すべきですか?
A. まず4つの症状のどれに当たるかを確かめます。症状と動画の目的がずれていたなら、撮り直しより、既存の素材を別の目的に編集し直すほうが早い場合もあります。
まとめ:ビルメン採用動画の失敗は、症状を取り違えたまま作ることから起きます。いま一番痛いのが応募数・応募の質・内定辞退・定着のどれかを先に確かめてください。料金・実績はビルメン採用動画制作所に、作り方はビルメン採用動画の作り方にまとめています。
撮影日数・拠点数・納品本数が分かれば、見積もりをお出しします
採用動画・会社紹介・研修など、用途を問わずご相談ください。相見積もりの一社としてのご相談で構いません。お電話(03-6822-1206)でも受け付けています。
相談してみる 費用の目安を見る2026年10月2日 公開

