顔出しをしたくない社員がいても、採用動画は作れます。手元・後ろ姿・声だけのカットで組めますし、設備の点検や清掃のように手元が主役になる仕事は、顔が映らなくても中身が伝わります。
一方で、顔を出さないと伝わりにくくなるものもあります。このページでは、顔を映さずに何で伝えるか、何人までなら顔出しなしで成り立つか、社内で協力を集める順番を書きます。
顔出しをしたくない社員がいても、採用動画は作れますか?
作れます。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、ビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画(求人動画・リクルート動画)に特化した映像制作会社で、顔を映さない構成での制作に対応しています。出演の可否は、本人に決めていただく前提で進めます。
顔出しを断られる理由はさまざまです。家族や知人に知られたくない、SNSに残るのが不安、単に照れくさい。どれも本人にとっては十分な理由で、会社が説得して出てもらっても、当日の表情に出ます。後々のトラブルにもなりかねません。顔を出さない前提で組めることを先に知っておくと、無理に頼む必要がなくなります。
費用の決まり方も変わりません。当社の料金は撮影日数で決まり、撮影1日30万円〜です。出演人数も、顔を出すかどうかも、料金の区分にはありません。
顔を映さずに、何で伝えますか?
手元、後ろ姿、背中越しの会話、声、字幕の5つが基本です。現場の仕事は手が主役になる場面が多く、顔が映っていなくても「何をしている仕事か」は十分に伝わります。
| 撮り方 | 向いている場面 | 伝わること |
|---|---|---|
| 手元の作業 | 点検、計器の読み取り、工具の扱い、清掃の手順 | 仕事の中身と、丁寧さの基準 |
| 後ろ姿 | 巡回、機械室への移動、現場に向かう場面 | 仕事の流れと、職場の広さ |
| 背中越しの会話 | 先輩が後輩に教えている場面、引き継ぎ | チームで働いている空気 |
| 声だけ | インタビュー。映像は手元や現場の画に重ねる | 本人の言葉。入社の理由ややりがい |
| 字幕での再構成 | 声も出したくない方の話を、文字で見せる | 話の中身。声がなくても一次情報になる |
いちばん伝わりやすいのは、声だけのインタビューと手元の画の組み合わせです。映像では手が動いていて、その上に本人の声で「この仕事を選んだ理由」が乗る形です。顔を出していなくても、本人の言葉が入るだけで、求職者にとっての情報量は大きく変わります。
モザイクや後ろ姿だけでは、だめですか?
だめではありませんが、多用すると見づらい動画になります。顔にモザイクがかかった人が何人も出てくる採用動画は、何かを隠しているように見えてしまいます。後ろ姿だけで全編を通すと、誰の話なのかが分かりにくくなります。
そこで当社では、顔出しを断られた方がいる場合に、AIでつくったイラストをその方の顔に重ねる方法を実際の納品で使っています。表情やしぐさの空気感を残したまま、個人が特定されない形にできます。生成AIを使う部分の権利の考え方は、採用動画にAIを使うときの出演者の権利にまとめています。
顔出しなしで、伝わりにくくなるものは何ですか?
「どんな人と働くのか」が伝わりにくくなります。正直に書くと、顔と声を出していただいたほうが、伝わり方は確実に良くなります。求職者が採用動画で確かめたいのは、仕事の中身と同じくらい、一緒に働く人の雰囲気だからです。
| 組み方 | 考え方 |
|---|---|
| 全員が顔出しなし | 成り立ちます。手元・声・字幕で仕事の中身を伝え、職場の空気は背中越しの会話や作業の様子で補います |
| 1〜2名だけ顔出し | 現実的な落としどころです。顔を出せる方を軸にして、ほかの方は手元や声で参加していただきます |
| 顔出しできる方だけ出演 | 出演者が少なくなり、1人に依存した構成になりやすい点に注意が必要です |
全員が難しい場合は、出せる方から始めるのが現実的です。「インタビューは声だけ、作業の場面は顔が映ってもよい」「顔は出せるが名前は出さない」というように、出せる範囲を人ごとに分けて聞くと、協力の幅が広がります。
社内で出演の協力を集めるには、どうすればいいですか?
「顔出しなしでも参加できる」と最初に伝えられる状態にしておくことです。人事が現場に依頼する段階で断りにくい空気ができると、かえって協力が集まりません。
- 顔出しなしの参加方法を先に示す — 手元だけ、声だけ、字幕だけでも出演になることを伝えます
- 出せる範囲を人ごとに聞く — 顔・名前・声・SNSでの公開を、それぞれ分けて確認します
- 何に、どのくらいの期間使うかを伝える — 採用サイト・説明会・求人媒体・SNSなど、使い道を具体的に示します
- 書面で同意を取る — 口頭だけで進めると、公開後に「そこまで広く使うとは聞いていない」という話になりがちです
- 撮影前に可否を確定させる — 当日に断られると、構成ごと組み直しになります
とくにSNSは拡散の範囲が読めないため、SNSでの利用だけは別に可否を選べるようにしておくと、断りやすくなり、かえって参加のハードルが下がります。
顔を出さない出演者で、気をつけることは何ですか?
顔以外から本人が分かってしまうものを、撮影前に外すことです。顔を映さなくても、次のようなものから個人が特定されることがあります。
- 名札、氏名の入ったロッカーやヘルメット
- 通勤に使う車のナンバー
- 字幕やテロップに入れる氏名・年齢・担当現場
- 背景に映る、担当している建物の名前や所在地
また、同じ職場の人には、声や体格で本人だと分かることがあります。顔を出さない場合でも、同意の手続きは顔を出す方と同じように取っておいてください。
よくある質問
Q. 顔出しをしたくない社員がいる場合、採用動画は作れますか?
A. 作れます。手元の作業・後ろ姿・背中越しの会話・声だけ・字幕での再構成で組みます。設備の点検や清掃は手元が主役になる場面が多く、顔が映らなくても仕事の中身は伝わります。出演の可否は本人に決めていただく前提で進めます。
Q. 出演者全員が顔出しNGでも、採用動画になりますか?
A. なります。声だけのインタビューに手元や現場の画を重ねる形なら、本人の言葉と仕事の中身の両方が伝わります。ただし「どんな人と働くのか」は伝わりにくくなるため、顔を出せる方が1〜2名いると構成が安定します。
Q. モザイク以外に、顔を隠す方法はありますか?
A. 当社では、AIでつくったイラストをその方の顔に重ねる方法を実際の納品で使っています。モザイクや後ろ姿だけでは不自然で見づらくなりやすいのに対し、空気感を残したまま個人が特定されない形にできます。
Q. 顔出しなしにすると、制作費は変わりますか?
A. 当社の費用は撮影日数で決まり、撮影1日30万円〜です。出演人数も顔を出すかどうかも、料金の区分にはありません。
Q. 顔を出して出演した社員が、あとから顔を消してほしいと言ってきたら?
A. 当社は、出演者が公開後に取り下げを希望した場合、契約の範囲内で誠実に対応することを方針に定めています。選べるのは、公開を止める、その人が映る部分を差し替える、の大きく2つです。差し替えは技術的には可能ですが、その人が中心のインタビューだと実質的に撮り直しになります。最初から複数名で構成し、同意を書面で取っておくと、こうした場面の負担が小さくなります。
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2026年9月24日 公開

