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-機材・技術の用語集-

機材・技術の用語集

採用動画 撮影機材 用語集

2026.09.24

このページは、撮影機材と映像の技術にかかわる用語を、採用動画(求人動画・リクルート動画)を頼む担当者向けに説明します(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)。当社はビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画に特化した映像制作会社で、撮影はディレクターとカメラの2名で伺い、機材はすべて当社で持ち込みます。現場の撮影で差が出るのは、機材より段取りです。それでも提案書や納品の打ち合わせでは技術の言葉が出てくるので、意味だけ押さえておくと話が早く進みます。

映像の規格

解像度(かいぞうど/フルHD・4K)

映像を構成する画素の数で、画面の細かさを表します。フルHDは横1920×縦1080、4Kは横3840×縦2160の画素が一般的です。4Kで撮ると、フルHDで書き出すときに画面の一部を拡大して使う余裕が生まれます。

フレームレート(fps)

1秒間の映像が何枚の静止画でできているかを表す数値で、fps(フレーム毎秒)で示します。24fps・30fps・60fpsなどがあり、高いフレームレートで撮った映像はゆっくり再生してスローモーションにできます。

アスペクト比(アスペクトひ/16:9・9:16)

画面の横と縦の比率です。横長の16:9はYouTubeや採用サイト、説明会のスクリーン向け、縦長の9:16はYouTubeショート・Instagramのリール・TikTokなどスマートフォン向けに使います。

ビットレート

1秒あたりの映像や音声に使うデータの量です。高いほど画質は保たれますが、ファイルは重くなります。置き場所ごとの推奨値に合わせて書き出します。

コーデックとファイル形式(MP4・H.264など)

コーデックは映像や音声のデータを圧縮する方式、ファイル形式はそれを入れる箱の種類です。ウェブで使う動画は、H.264などのコーデックで圧縮したMP4形式がよく使われます。

置き場所ごとの画面の向きは、次のように分けるのが一般的です。

置き場所主なアスペクト比
採用サイト・YouTubeの通常の動画16:9(横長)
会社説明会のスクリーン16:9(横長)
YouTubeショート・Instagramのリール・TikTok9:16(縦長)
求人媒体の動画枠媒体ごとの規定に合わせる

カメラまわり

シネマカメラとミラーレスカメラ

シネマカメラは映像制作向けに作られた、長時間の収録や音声の入力、色の記録に強いカメラです。ミラーレスカメラは写真用として作られながら動画も撮れる小型のカメラで、狭い機械室などでも取り回しやすいのが特徴です。

どちらで撮っても、採用動画の見られ方を分けるのはカメラの種類より、何をどの長さで見せるかです。

レンズ(単焦点・ズーム)

カメラに光を集めて像を結ぶ部品です。画角が固定された単焦点レンズは明るく背景をぼかしやすく、画角を変えられるズームレンズは動き回る現場で撮る位置を変えずに寄りと引きを撮り分けられます。

三脚(さんきゃく)

カメラを固定して、揺れのない映像を撮るための台です。インタビューでよく使います。人の通る共用部や狭い機械室では、置く場所や使ってよいかを撮影前に確かめます。

ジンバル

モーターでカメラの傾きを打ち消し、歩きながらでも滑らかな映像を撮るための機材です。巡回に同行する場面など、動きながら撮る密着撮影で使われます。

手ぶれ補正(てぶれほせい)

手持ちで撮るときの細かな揺れを、カメラやレンズの機能、または編集ソフトの処理で抑える仕組みです。

ドローン

遠隔操作で飛ばす無人機で、カメラを積んで上空から撮影します。建物の全景や屋上を見せるときに使われますが、飛ばせる場所や方法には法令による規制があり、場所によっては許可や承認が必要です。建物側の撮影許可とは別に確認します。

バックアップ(二重記録)

撮った映像のデータを、記録メディアの故障や紛失に備えて複数の場所に保存しておくことです。撮り直しが難しい現場ほど、撮影当日のうちに複製を作ります。

ピンマイク(ラベリアマイク)

服の胸元などに留めて使う小型のマイクです。口元の近くで声を拾えるため、インタビューで話し手の声をはっきり録るのに使います。

ガンマイク

向けた方向の音を狙って拾う、細長いマイクです。カメラの上やポールの先に付けて、作業中の会話や現場の音を録ります。

暗騒音(あんそうおん)

録りたい声とは関係なく、その場所に常に流れている背景の音です。空調・発電機・ポンプなどの機械音がこれにあたります。夜は静かに感じても、ほかの音が減るぶん機械音が目立つことがあり、声は別室で録るのが確実です。

光と色

照明(しょうめい/LEDライト)

被写体を明るくしたり、影をやわらげたりするために使う灯りです。持ち運びやすいLEDライトが多く使われます。現場を昼のように明るくすると夜勤の実感が消えるため、暗さはそのまま撮り、顔が見える明るさが要るインタビューだけ光を足す、といった使い分けをします。

監視業務の妨げになる場所では、照明を足さずに撮ります。詳しくは夜間の撮影はできますかにあります。

色温度(しきおんど)

光の色みを、K(ケルビン)という単位の数値で表したものです。数値が低いほど電球のようなオレンジ寄りに、高いほど青白く見えます。

ホワイトバランス

光の色温度に合わせて、白いものが白く映るようにカメラの色を調整する設定です。蛍光灯・LED・外光が混ざる現場では、場面ごとに合わせないと肌の色が不自然になります。

露出(ろしゅつ)

カメラが取り込む光の量のことで、映像の明るさを決めます。明るすぎると白く飛び、暗すぎると黒くつぶれて、あとから直せなくなります。

Log撮影(ログさつえい)

明るい部分から暗い部分までの階調を広く残すために、あえて眠たい色で記録する撮り方です。編集の段階で色調整をすることが前提になります。

よくある質問

Q. 撮影機材は、会社側で用意する必要がありますか?

A. 当社の場合は不要です。機材はすべて当社で持ち込むので、現地で機材や人を手配していただく必要はありません。会社側にお願いするのは、撮影する場所への立ち入り手配と、出演される方の時間の確保です。

Q. 4Kで納品してもらうべきですか?

A. 置き場所で決めてください。採用サイトやSNSでスマートフォンから見られる動画なら、フルHDで足りることが多くあります。大きなスクリーンで流す、あとで一部を拡大して使うといった予定があれば、撮影や納品の解像度を事前に相談してください。

Q. 高い機材で撮れば、応募は増えますか?

A. 機材で応募が増えるわけではありません。当社がある法人の公式チャンネルを全数調査したところ、同じ作り手・同じ品質の動画でも、長さの違いだけで再生数に226倍の差がありました。効くのは長さと置き場所、そして誰に何を伝えるかです。

撮影当日の言葉は撮影の用語集に、編集と納品の言葉は編集・納品の用語集にまとめています。

2026年9月24日 公開