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-外国人スタッフに伝わるマニュアル動画-

外国人スタッフに伝わる
マニュアル動画の作り方

マニュアル動画 外国人スタッフ 教育

2026.10.02

外国人スタッフに伝わるマニュアル動画は、言葉ではなく「手元」と「順番」で見せる作りにします。技能実習生や特定技能の方、留学生のアルバイトなど、日本語の理解に幅がある職場では、紙の手順書や口頭の説明だけでは細かいコツが伝わりません。作業手順書・教育動画・オンボーディング動画として、言葉に頼らずに伝える工夫を書きます。

最終更新日 2026年10月2日

1. 外国人スタッフ向けのマニュアル動画は、何が違いますか?

説明を言葉に頼らず、映像だけで手順がわかるように作る点が違います。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)のオンボーディング・マニュアル動画は、作業手順や機器の操作を見ればわかる形で動画にするもので、料金は30万円(税別)です。

日本人向けのマニュアル動画では、ナレーションやテロップで補足しながら進めることが多いのですが、外国人スタッフ向けでは、補足の言葉が理解の壁になることがあります。映像を見るだけで「何を、どの順番で、どこまで」が伝わる作りにするのが基本です。マニュアル動画全体の作り方はマニュアル動画の作り方にまとめています。

2. 言葉に頼らない5つの工夫は何ですか?

次の5つです。どれも、日本語が得意な人にとっても見やすくなる工夫です。

工夫やり方伝わること
1. 手元の寄り作業する手と道具を近くで撮るどこを持ち、どう動かすか
2. 1動作1カット一つの動作が終わるまで切らない動作の始まりと終わり
3. 正誤の対比正しいやり方と間違いを並べて見せるやってはいけないこと
4. 番号と記号手順に番号、注意に記号を付ける順番と危険な箇所
5. 短い区切り手順ごとに短く分けて再生できる形にわからない所だけ見直せる

特に3の「正誤の対比」は効果が大きい工夫です。言葉で「強く締めすぎない」と書くより、締めすぎた状態と正しい状態を並べて見せるほうが、一度で伝わります。

3. テロップやナレーションは入れないほうがいいですか?

入れても構いませんが、短く、やさしい言葉にします。長い文章のテロップは読み終わる前に映像が進んでしまい、かえって混乱を招きます。

一般的には、ひらがなを多めにした短い言葉、数字、記号を組み合わせる方法がとられます。母語の字幕を付けるかどうかは、職場で働くスタッフの国籍の幅と、更新のしやすさで判断します。言葉の扱いをどうするかは、何語の方がどれくらい働いているかをお聞きしたうえで、できることとできないことをお見積もりの段階で明記します。

4. 撮影はどう進めますか?

手順を一番よく知っている社員に、ふだんどおり作業してもらいながら撮ります。撮影のために作業の手順を変えていただくことはありません。

ディレクターとカメラの2名で伺い、出演される方の拘束は1時間ほどです。稼働中の現場でも止めずに撮影できますが、動いている設備には近づける距離に限りがあるため、止めずに撮れる画と、止めたときにしか撮れない画を、撮影前に分けて決めます。現場撮影の考え方は稼働中の現場での撮影にまとめています。

  • 撮影前 — 手順を番号付きで書き出し、正誤の対比で見せたい箇所を選ぶ
  • 撮影当日 — 全体の流れを引きで撮り、そのあと手元を寄りで撮る
  • 編集 — 手順ごとに区切り、番号と記号を付けて確認いただく

5. 紙のマニュアルとはどう分担すればいいですか?

動画は「動き」と「コツ」、紙は「数値」と「確認項目」を受け持つと分担しやすくなります。紙のマニュアルが読まれないという悩みは、紙に動きの説明まで詰め込んでいることが原因の場合があります。

動画が向く内容紙や掲示が向く内容
道具の持ち方・力の入れ具合部品の型番や数値の基準
機器の操作の順番始業前の点検項目
正しい状態と間違った状態の違い緊急時の連絡先
作業のリズムや速さ毎回の記録用紙

動画の各手順に、紙のマニュアルと同じ番号を付けておくと、両方を行き来しながら覚えられます。

6. 作った動画は、現場でどう見てもらえばいいですか?

作業場所の近くで、作業の直前に見られる状態にしておくのが効果的です。社内ポータルに置くだけでなく、タブレットを現場に置く、作業場所に掲示した案内から手順ごとの動画を開けるようにする、といった方法がとられます。

入社初日に通して見てもらい、その後はわからない手順だけを見直す、という使い方が無理がありません。手順ごとに短く区切っておけば、先輩が横について説明する時間を減らせます。新しく入った方の教育全体の考え方は新人研修動画のページも参考になります。

7. 動画にしないほうがいい作業はありますか?

判断が人によって変わる作業や、手順が頻繁に変わる作業は、動画だけに頼らないほうが安全です。動画は「決まった手順」を伝えるのが得意で、その場の状況で判断が変わる仕事は、先輩の指導と組み合わせて教えるほうが確実です。

安全に関わる作業では、動画で手順を見せたうえで、実際の作業の前に指導者が確認する流れを残しておくことをおすすめします。動画は教える人の代わりではなく、教える人の説明を毎回同じ質で届けるための道具として使うと、外国人スタッフにも日本人スタッフにも同じ基準が伝わります。

まとめ:外国人スタッフに伝わるマニュアル動画は、何から始めればいいですか?

一番教えるのに時間がかかっている作業を一つ選び、その手順を番号付きで書き出すところから始めます。そこから「正誤の対比」で見せたい箇所を選べば、撮るべき場面が決まります。料金・流れ・よくある質問はオンボーディング・マニュアル動画のページにまとめています。

よくある質問

Q. 何か国語もの字幕を付ける必要がありますか?

A. 必須ではありません。映像だけで手順がわかる作りにしたうえで、働く方の国籍の幅を見て判断します。

Q. 作業の手順が拠点ごとに違う場合は?

A. 拠点ごとの手順に合わせて撮ります。撮影2日以上・複数拠点は80万円〜です。

Q. 作業を止めずに撮影できますか?

A. 止めずに撮影できます。止めたときにしか撮れない画は、撮影前に分けて決めます。

Q. 手順ごとに何本かに分けて納品できますか?

A. 分けられます。同じ日にもう1本は+10万円、撮影1日で3本なら50万円です。

Q. 出演するのは外国人スタッフでも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。ふだんどおり作業していただく様子を撮ります。出演人数で料金は変わりません。

関連ページ:オンボーディング・マニュアル動画の制作 マニュアル動画の作り方 研修動画の費用

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2026年10月2日 公開