拠点が複数あっても、採用動画は1社でまとめて撮れます。ただし全部の拠点を撮る必要はなく、撮る拠点を2〜3箇所に絞るのが基本です。
費用は撮影日数で決まり、1日で回れるのは1拠点です。どの拠点を選び、どの順番で回り、見積もりがどう積み上がるのかを、当社の撮影計画の組み方にそってまとめます。
複数の拠点を1社でまとめて撮れますか?
撮れます。当社(株式会社OneTrack・東京都渋谷区)は、ビルメンテナンス・ビル管理業界の採用動画(求人動画・リクルート動画)に特化した映像制作会社で、全国に出張し、複数の拠点を1社でまとめて撮影しています。企画から多拠点でのロケ撮影・編集・納品までを一貫して行います。
撮影はディレクターとカメラの2名で伺います。前提として押さえておいていただきたいのは、1日で回れるのは1拠点だということです。拠点が増えるほど撮影日が増え、費用は撮影日数で積み上がります。だからこそ、撮る拠点の選び方と回る順番を先に決めることが、費用と仕上がりの両方を左右します。
すべての拠点を撮る必要はありますか?
ありません。採用したい職種と、見せたい設備の規模で代表的な現場を2〜3箇所選び、そこに集約するのが基本です。拠点が10か所ある会社が全拠点を撮ると、単純に撮影日数が10日分になります。
求職者が知りたいのは「自分が配属されたら、どんな建物で何をするのか」です。似た現場を何か所も並べても、伝わる量はほとんど増えません。代表的な現場は、次のような基準で選びます。
| 選ぶ基準 | 考え方 |
|---|---|
| 採用したい職種がいる | 設備管理・清掃・警備など、いま求人を出している職種の仕事が撮れる現場を優先します |
| 見せたい設備の規模 | 有資格者に来てほしいなら、扱う設備の規模が伝わる現場。未経験の若手に来てほしいなら、先輩と一緒に動く様子が撮れる現場 |
| 撮影の許可が取りやすい | 自社の事務所や、管理を受託していて施主との関係が長い建物ほど許可が下りやすくなります |
| 募集している地域に近い | 勤務地で探す求職者が多い職種では、募集地域の現場が映っているほうが「自分ごと」になります |
| 出演できる社員がいる | 話してくれる社員、顔を出せる社員がいる拠点は、1日で撮れる中身が厚くなります |
どこから手をつけるか迷う場合は、まず1拠点だけ撮る進め方をおすすめしています。1拠点で本編と短尺を作り、反応を見てから次の拠点を足すほうが、全拠点を均等に映すより無駄が出ません。
拠点の数で、費用はどう変わりますか?
撮る拠点の数だけ撮影日が増え、その日数で費用が決まります。出演される社員の人数は金額に影響しません。当社の料金は次のとおりです。
| 撮り方 | 費用 |
|---|---|
| 撮影1日・1拠点(本編1本+SNS用の短尺切り出し) | 30万円〜 |
| 撮影1日・1拠点で職種別に3本へ分けて納品 | 50万円〜(2本目以降は1本あたり+10万円) |
| 撮影2日〜・複数拠点 | 80万円〜 |
| 東京以外の拠点への移動と宿泊 | 実費。見積書に撮影費と分けて明示します |
移動と宿泊の実費は、見積もりの段階で撮影費と分けて書きます。後から追加になることはありません。複数拠点を回る場合は、同じ移動の中でまとめて撮るほど1拠点あたりの負担が下がります。1拠点ずつ別の日程で呼ぶより、移動の順番を含めて一度に組むほうが安く済みます。
集約する構成と、横断する構成はどう違いますか?
見せたいものが「仕事の中身」なら集約、「会社としてのまとまり」なら横断です。複数拠点の採用動画・採用ムービーは、大きく2つの作り方に分かれます。
| 集約する構成 | 横断する構成 | |
|---|---|---|
| 撮る拠点 | 代表的な1〜3拠点 | 複数の拠点を意図的に並べる |
| 伝わること | 1つの現場で、1人の1日がどう流れるか | どこに配属されても同じ会社である、ということ |
| 向いている場面 | 職種の仕事が伝わっていない。応募が少ない | 拠点ごとに雰囲気が違うと思われている。拠点間の異動がある |
| 撮影日数 | 少なく済む | 拠点の数に応じて増える |
横断する構成を選ぶ場合は、移動の順番を含めた撮影計画を先に組みます。各拠点で同じ場面を撮り直すのではなく、朝礼はA拠点、点検はB拠点、夜間巡回はC拠点というように、拠点ごとに役割を分けると、少ない日数で1本の流れが作れます。
撮影計画は、どの順番で組みますか?
拠点の一覧をいただくところから始めます。拠点の場所と数を伺えれば、移動の順番も含めた撮影計画をお出しします。
- 拠点の一覧を出す — 所在地、職種、自社施設か客先の建物か、出演できる社員がいるか
- 撮る拠点を選ぶ — 上の表の基準で2〜3箇所に絞ります
- 拠点ごとに撮る場面を割り振る — 同じ場面を複数の拠点で撮らないようにします
- 撮影許可を確認する — 客先の建物は、拠点ごとに許可の相手が違います。許可が要らない自社施設を組み合わせると日程が安定します
- 移動の順番と日程を決める — 同じ移動の中でまとめて撮れるように並べます
- 出演者の予定を押さえる — 拠点ごとに、撮影日に勤務している方が対象になります
客先の建物での撮影許可について、当社から施主や建物側に交渉することはありません。拠点が多い会社ほど、許可の往復で日程が崩れやすいので、許可の相手と申請に書く項目は現場の撮影許可の取り方を先にご覧ください。
複数拠点の撮影が向かないのはどんな場合ですか?
全国十数拠点を同時期に撮影する大規模な案件は、当社には向きません。当社はディレクターとカメラの2名の少人数体制で、すべての案件に代表が直接関わっています。複数の撮影班を同時に動かす案件は、全国規模の体制を持つ大手の制作会社のほうが合っています。
また、拠点ごとに別々の動画を何十本も同じフォーマットで量産する制作も、当社の得意な形ではありません。当社が向いているのは、2〜3拠点を選んで、採用したい職種の仕事が伝わる1本(と、そこから切り出す短尺)を作る案件です。
なお、他拠点の仕事を見せる動画は、社内向けにも使えます。常駐現場が各ビルに分かれている会社では、社員同士が互いの仕事を知らないことがあるためです。ただし採用向けと社内向けでは目的が違うため、社内向けは別編集にしたほうが効くことが多いです。
よくある質問
Q. 拠点が全国に分散しています。全部の拠点を撮らないといけませんか?
A. 撮る必要はありません。採用したい職種と見せたい設備の規模で、代表的な現場を2〜3箇所選んで集約するのが基本です。1日で回れるのは1拠点なので、全拠点を撮ると拠点の数だけ撮影日が増えます。迷う場合は、まず1拠点だけ撮る進め方をおすすめしています。
Q. 複数の拠点を撮影すると、費用はいくらになりますか?
A. 当社(株式会社OneTrack)では、撮影2日〜・複数拠点で80万円〜です。費用は撮影日数で決まり、出演人数は金額に影響しません。東京以外の拠点では、移動と宿泊の実費を撮影費と分けて見積書に明示します。
Q. 1日で2つの拠点を回ることはできますか?
A. 当社では、1日で回れるのは1拠点としています。拠点をまたぐ場合は日数を分けて、移動の順番を含めた撮影計画を先に組みます。同じ移動の中でまとめて撮るほど、1拠点あたりの負担は下がります。
Q. 拠点ごとに別々の採用動画を作ることはできますか?
A. できます。同じ1日の撮影から職種別に分けて納品する場合は、2本目以降が1本あたり+10万円です。拠点ごとに別の日に撮る場合は、撮影日数の分だけ費用が積み上がります。
Q. 地方の拠点だけを撮ってもらうこともできますか?
A. できます。全国に出張しており、撮影地は限定していません。初回の打ち合わせはオンラインでもでき、撮影の日だけ現地に伺う形で進められます。
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2026年9月24日 公開

