Pitfalls

-動画の内製化が続かない原因-

動画の内製化が続かない
5つの原因と体制の作り方

動画内製化 インハウス 社内で動画制作

2026.10.02

動画の内製化(インハウス化)が続かない原因は、ほとんどが「人・型・置き場所」のどれかが決まっていないことです。機材やソフトの性能で止まる会社はあまりありません。このページでは、SNS・YouTube・採用・研修の動画を社内で作り始めて止まってしまう5つの原因と、6ヶ月で社内が回る体制にする手順をまとめます。支援の料金と流れは動画内製化支援のページに載せています。

最終更新日 2026年10月2日

1. 動画の内製化は、なぜ途中で止まるのですか?

撮ることより、「次に何を撮るか」を決め続けることのほうが重いからです。1本目は勢いで作れても、2本目・3本目になると企画の負担が担当者に集まり、通常業務に押されて止まります。

株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は、採用動画や会社紹介動画の制作とあわせて、社内で動画を回せるようにする6ヶ月の動画内製化支援を行っています。止まってしまった会社のお話を伺うと、原因はだいたい次の5つのどれかに当てはまります。

原因起きていること最初に打つ手
① 担当者が1人で兼務本業が忙しい週に更新が止まり、そのまま再開されない撮影・編集・確認の役割を2人以上に分ける
② 置き場所が決まっていない撮ったが、どこに載せるかで迷って公開されないSNS・YouTube・採用サイトなど載せる先を先に決める
③ 毎回ゼロから企画ネタ出しに時間がかかり、撮影まで進まない繰り返し使える構成の型を3つほど用意する
④ 品質の基準があいまい「これで出していいか」の判断ができず、確認で止まる公開してよい基準を社内で文章にしておく
⑤ 社内の協力が得られない出演や撮影場所の協力を頼みにくい上長から目的を共有し、出演の負担を短くする

2. 担当者が1人だと、何が起きますか?

担当者が休んだり異動したりした時点で、動画の発信が止まります。撮影・編集・公開・確認のすべてを1人が持っていると、その人の手が空いた週しか動画が出ません。

内製化で最初に決めるのは、作業の分け方です。たとえば「撮影と素材集めは現場の担当」「編集は広報の担当」「公開の判断は上長」のように、少なくとも2人以上で持ちます。編集ソフトの操作を覚える人と、ネタを持ってくる人が別でもかまいません。

OneTrackの内製化支援では、最初の段階で社内の誰が何を持つかを一緒に決め、その分担で実際に1本作るところから始めます。

3. 置き場所を決めないと、なぜ止まるのですか?

置き場所で、動画の長さ・縦横・話し方が変わるからです。SNSの縦長の短い動画と、採用サイトでじっくり見られる横長の動画では、撮り方から違います。撮ってから置き場所を考えると、どこにも合わない素材が残り、公開されないまま終わります。

OneTrackは外注で動画を作るときも「どこで誰に見せるか」から長さと構成を決めています。内製化でも同じで、最初に「この6ヶ月は、どこに・月に何本出すか」を決めます。載せる先が1つに絞れていれば、担当者が迷う回数が減ります。

4. 毎回の企画を軽くするには、どうすればいいですか?

繰り返し使える構成の型を作り、型に当てはめて撮るようにします。毎回ゼロから企画を考えると、ネタ出しだけで1週間が過ぎます。

  1. 型を3つほど決める — 例:社員に1つ質問する動画、作業の手元を見せる動画、よくある質問に答える動画
  2. 型ごとに質問や撮る順番を書き出す — 撮影の前に読めば迷わない程度の短いメモで十分です
  3. ネタの候補を一覧にしておく — 現場から上がった話題を1か所にためておきます

OneTrackの支援では、お見積もりの前から、何を撮るか・何を聞くかのたたき台をこちらからお出しします。そのたたき台を社内の型として引き継いでいただく形です。

5. 「出していいか」の判断で止まらないためには?

公開してよい基準を、先に文章で決めておきます。基準がないと、確認する人によって直しの指示が変わり、担当者が出すのをためらうようになります。

決めておくとよいのは、映してはいけないもの(取引先の名前・個人情報が映る書類・顧客の建物が特定できる看板など)、顔を出せない社員の扱い、テロップの表記のルール、確認する人と期限の4つです。顔を出したくない社員には、手元や後ろ姿で撮る方法もあります(顔出しなしの動画の作り方)。

6. 6ヶ月で社内が回る体制には、どう進めますか?

はじめはOneTrackが作り、だんだん社内に手を移していく順番で進めます。動画内製化支援は月額ではなく、6ヶ月をまとめて100万円〜(税別)でお受けしています。

時期OneTrackがやること社内がやること
はじめ置き場所と型を一緒に決め、1本目を作る分担を決め、撮影に立ち会う
なかごろ社内で撮った素材を見て、撮り方・編集を直す型に沿って撮影と編集を試す
おわり確認と相談に回る企画から公開までを社内で回す

内容と範囲は条件によって変わるため、お見積もりの段階で、できることとできないことを明記します。費用の考え方は動画内製化支援の費用の記事に詳しく書いています。

7. 内製化に向かないのは、どんな動画ですか?

会社の顔になる1本と、撮影条件の厳しい動画は、外注のほうが向いています。採用サイトのトップに置くブランディングムービーや、テレビCMのように一度作って長く使う動画は、品質の差がそのまま会社の印象に出ます。

反対に、SNSの日々の投稿、研修やマニュアルの動画、社内向けのお知らせのように本数が多く更新が続く動画は、内製化の効果が出やすい領域です。OneTrackでは、外注で作る1本と社内で回す日々の動画を分けて考えることをおすすめしています。

よくある質問

Q. 内製化を始めるのに、まず何を買えばいいですか?

A. 機材より先に、載せる先と分担を決めてください。スマートフォンでも撮れる型から始め、足りないものが分かってから機材をそろえるほうが無駄が出ません。

Q. 編集ソフトが使える人が社内にいません。

A. いなくても始められます。支援の中で、型に沿った編集の手順を一緒に作ります。最初の1本はOneTrackが作り、その工程を見ていただくところから始めます。

Q. 6ヶ月より短い期間で頼めますか?

A. 動画内製化支援は6ヶ月をまとめてお受けしています。1本だけ作りたい場合は、撮影1日30万円〜(税別)の通常の制作でご相談ください。

Q. SNS用と採用用を両方内製化できますか?

A. できます。ただし置き場所ごとに型が変わるため、最初にどちらを優先するかを決め、その型ができてからもう一方に広げる順番をおすすめしています。

Q. 支援が終わったあとも相談できますか?

A. ご相談ください。支援後に会社の顔になる動画だけを外注で作る、といった組み合わせもお受けしています。

まとめ:動画の内製化が続かない原因は、人・型・置き場所のどれかが決まっていないことです。6ヶ月で社内が回る体制にしたい方は、動画内製化支援のページで料金と流れをご確認ください。費用の考え方は動画内製化支援の費用の記事、マニュアル動画を社内で作る手順はマニュアル動画の作り方にまとめています。

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2026年10月2日 公開