サイネージ動画(デジタルサイネージ用の動画・店頭モニターの動画)で足が止まらない原因は、「文字が多い」「最初の数秒に何も起きない」「見る距離に合っていない」など5つに集まります。どれも、設置場所に立って見てみれば気づけるものです。
作り方の基本はサイネージ動画の作り方|音なしで伝える5つのコツ、料金・流れはサイネージ動画の制作にまとめています。最終更新日 2026年10月2日。
1. サイネージ動画で足が止まらないのは、なぜですか?
多くは次の5つのどれかです。株式会社OneTrack(東京都渋谷区)はサイネージ動画のご相談を受けると、まず設置場所と見る人の動きを伺い、この5つに当てはまらないかを確かめます。
| 原因 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| ① 文字が多い | 歩きながらでは読み切れない | 1画面1メッセージに減らす |
| ② 最初の数秒に何も起きない | 通り過ぎる間に興味を引けない | 冒頭に動きのある映像を置く |
| ③ 見る距離に合っていない | 遠くから文字が読めない | 設置場所から見て文字の大きさを決める |
| ④ 音がある前提で作っている | 店頭では音が聞こえない | 音なしでも分かる字幕と映像にする |
| ⑤ 長すぎる | 途中から見た人に何も伝わらない | どこから見ても分かる短い繰り返しにする |
2. 文字が多いと、なぜ止まらないのですか?
サイネージの前を通る人は、立ち止まる前に数秒しか画面を見ないからです。その間に読めるのは、短い一文くらいです。
Webサイトやパンフレットの文章をそのまま画面に載せると、どの文も読まれないまま次の画面に切り替わります。伝えたいことを1画面に1つに絞り、残りは「詳しくは店内で」「QRコードから」のように別の場所へ渡します。
3. 最初の数秒には、何を入れればいいですか?
動きのある実写の映像です。人が何かを使っている手元、湯気の立つ料理、作業している様子など、静止画ではなく「動いている」と分かるものが目を引きます。
静止画のスライドを順に切り替えるだけの動画は、モニターが動いていることにすら気づかれにくくなります。モニターはあるのに静止画で止まっている、というご相談では、撮影で動きのある素材を用意するところから始めます。
文字を減らすときは、「この画面を見た人に、次に何をしてほしいか」を1つ決めてから削ります。店に入ってほしいのか、商品を手に取ってほしいのか、ブースで話を聞いてほしいのかで、残す言葉が変わります。商品名、価格、キャンペーン、会社名を全部入れたくなったら、それは画面を分けるか、別の場所に渡す合図です。
4. 見る距離は、どう考えればいいですか?
実際の設置場所に立って、見る人がいる位置から画面を見て決めます。受付の横で椅子に座って見るモニターと、通路の奥から歩いてくる人が見るモニターでは、読める文字の大きさがまったく違います。
撮影や編集に入る前に、モニターの大きさ・縦置きか横置きか・見る人との距離を教えていただければ、それに合わせて画面を組みます。分からない場合は、設置場所の写真を1枚いただくだけでも判断できます。
5. 音なしで、どう伝えればいいですか?
映像だけで話の筋が分かる構成にし、必要な言葉は字幕で入れます。店頭や館内では、音を出せない、出しても周りの音で聞こえないことがほとんどです。
インタビューのように話している内容が大事な素材は、要点だけを短い字幕にします。話している全文を字幕にすると、①の「文字が多い」に戻ってしまいます。待合や受付のように座って見る場所なら、少し長めの字幕でも読まれます。
展示会のように会場ごとにモニターが変わる場合は、出展のたびに会場の画面の大きさを確認し、必要なら文字の大きさだけを変えた版を用意します。
6. 流し始める前に、何を確かめればいいですか?
- 設置場所から見て、いちばん小さい文字が読めるか
- 音を消した状態で、何の動画か分かるか
- 途中から見ても、何を伝えたいか分かるか
- 明るい時間帯に、画面が見えにくくならないか
- 繰り返し流したときに、つなぎ目が不自然でないか
完成前の確認の段階で、実際のモニターに映して見ていただくのが確実です。OneTrackは構成と編集の段階でそれぞれ確認いただく前提で進め、修正回数は細かく制限していません。
7. 設置場所ごとに、何を変えればいいですか?
見る人が歩いているか、止まっているかで、長さと文字の量を変えます。同じ動画を店頭と待合で流しても、片方でしか伝わらないことがよくあります。
| 設置場所 | 見る人の状態 | 合う作り |
|---|---|---|
| 店頭・通路 | 歩いて通り過ぎる | 短い繰り返し。文字は最小限 |
| 受付・待合 | 座って待っている | 少し長めでも見られる。字幕も読まれる |
| 展示会のブース | 立ち止まるか迷っている | 冒頭で何の会社か分かるようにする |
| エレベーター前・館内 | 数十秒だけ待つ | 1本を短くして、何本か順に流す |
| ショーウィンドウ | 外から遠めに見る | 大きな映像と短い言葉だけ |
1か所に作った動画をほかの場所にも流したいときは、この表で状態が近い場所かを確かめます。違う場合は、同じ撮影日の素材から版を分けて作ります。
8. まとめ:足を止めるサイネージ動画にするには、何が一番大事ですか?
設置場所に立って、見る人の目線で作ることです。文字を減らし、冒頭に動きを置き、音なしで分かるようにすれば、5つの原因のほとんどは解消します。
OneTrackは撮影1日30万円〜(税別)、同じ日にもう1本は+10万円、1日で3本なら50万円です。設置場所ごとに長さの違う版を作る場合も、同じ日の素材から作り分けられます。ご相談から納品まで1〜2ヶ月です。サイネージ動画の制作からご相談ください。
よくある質問
Q. 縦置きと横置きのモニター、両方に流したいときはどうしますか?
A. 撮影の段階で両方の画角を想定して撮り、縦用と横用の版を作り分けます。同じ撮影日の素材から作れます。
Q. 今ある静止画のスライドを、動画に作り直せますか?
A. 作り直せます。ただ、静止画を動かすだけより、実写で動きのある素材を撮るほうが足は止まりやすくなります。
Q. サイネージ動画に、QRコードを入れても読み取ってもらえますか?
A. 見る人が立ち止まれる場所なら有効です。歩きながら見る場所では、読み取る時間がないので、表示する時間を長めに取ります。
Q. 季節ごとに内容を変えたいときは、どうしますか?
A. 変わらない部分と変わる部分を分けて作っておくと、変わる部分だけ差し替えられます。
Q. 展示会のブースでも同じ動画を使えますか?
A. 使えます。二次利用に追加費用はかかりません。展示会は見る人との距離が近いことが多いので、文字の大きさを確認してから流します。
Q. 足が止まっているかどうかは、どう確かめればいいですか?
A. 流し始めてから、モニターの前で立ち止まる人や、画面のほうを向く人がいるかを、スタッフの方に数日見ていただくのが手軽です。止まらない場合は、冒頭の映像と文字の量から見直します。
撮影日数・拠点数・納品本数が分かれば、見積もりをお出しします
採用動画・会社紹介・研修など、用途を問わずご相談ください。相見積もりの一社としてのご相談で構いません。お電話(03-6822-1206)でも受け付けています。
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