IR・株主総会動画で手戻りを防ぐには、撮影前に社内で6つのことを決めておきます。誰に見せるか、誰が話すか、数字をどう出すか、確認をどの順で回すか、いつ公開するか、どこに使い回すか、の6つです。決算説明・株主総会・事業説明の動画を初めて作るIR担当・経営企画の方向けに、社内準備と役割分担をまとめます。制作の依頼先を探している方はIR・株主総会動画の制作ページに料金と流れを載せています。
最終更新日 2026年10月2日
1. 撮影前に社内で決めることは何ですか?
次の6つです。IR動画は、撮影より社内の確認に時間がかかることが多いため、この6つを先に決めておくと全体の期間が読めるようになります。
| 決めること | 決めないと起きること | 決める人の例 |
|---|---|---|
| 1. 誰に見せるか | 個人株主向けか機関投資家向けかで、言葉の難しさがぶれる | IR担当 |
| 2. 誰が話すか | 撮影直前に話す人が変わり、構成を作り直す | 経営企画・秘書 |
| 3. 数字の出し方 | 資料と動画で数字の表し方が違う | 経理・IR担当 |
| 4. 確認の順番 | 確認が並行して回り、修正が衝突する | IR担当 |
| 5. 公開の時期 | 決算発表や総会の日程に間に合わない | IR担当・経営企画 |
| 6. 使い回し先 | IRサイト以外に使えるか分からない | IR担当・広報 |
株式会社OneTrack(東京都渋谷区)は、決算説明や株主総会、事業説明を投資家・株主に分かりやすく伝えるIR・株主総会動画を、企画から撮影・編集まで一貫して制作しています。以下、6つのことを順に説明します。
2. 「誰に見せるか」は、なぜ最初に決めるのですか?
見る人によって、使う言葉と説明の深さが変わるからです。個人株主に向けるなら、専門用語を減らし、事業の中身を身近な例で説明する構成が向いています。機関投資家やアナリストに向けるなら、資料の数字に沿って要点を短く説明する構成が向いています。
資料だけでは事業の中身が伝わらない、というお悩みは、とくに個人株主向けで多く伺います。事業の現場や商品が使われている様子を映像で見せると、資料の数字の裏にある事業の姿が伝わりやすくなります。
両方に向けたい場合は、1本にまとめるより、同じ撮影から2つの版を作るほうが、どちらにも中途半端にならずに済みます。
見る人を決めるときは、その人がどこで動画を見るかも合わせて考えます。IRサイトでじっくり見る人、株主総会の会場で流れるのを見る人、スマートフォンで移動中に見る人では、ちょうどいい長さも字幕の量も違います。置き場所から逆算して長さと構成を決めるのが、OneTrackの進め方です。
3. 「誰が話すか」はどう決めますか?
伝えたい内容に責任を持つ人が話すのが基本です。経営方針や中期の計画なら社長、財務の説明なら財務担当の役員、事業の詳細なら事業部の責任者、というように分けます。
話す人が決まったら、撮影日の日程を早めに押さえます。役員の予定は埋まりやすく、撮影日が決まらないことで全体が遅れることがあります。OneTrackはディレクターとカメラの2名で伺い、出演される方の拘束は1時間ほどです。複数の役員が話す場合も、同じ日に順番に撮れば、出演される方の人数で金額は変わりません。
話すのが苦手な役員でも、原稿を読み上げるより、質問に答える形で話してもらうほうが自然に聞こえます。何を聞くかのたたき台は、お見積もりの前にOneTrackからお出しします。
4. 数字やグラフは、どう準備すればいいですか?
決算資料と同じ数字・同じ単位・同じ表し方で、動画用の図を作ります。動画で見せる数字が資料と少しでも違うと、見る人に誤解を与えるおそれがあります。
- 動画に出す数字は、公表済みの資料から取る
- 単位(百万円・億円など)と、前年比の表し方を資料とそろえる
- グラフは資料のものを元に、動画で読める大きさに作り直す
- 見通しや計画の数字を出す場合は、資料と同じ注記を付ける
- 動画に使った数字の出典(どの資料の何ページか)を一覧にして残し、確認者が照合しやすくする
数字の確認は、経理やIR担当が編集の段階で必ず行います。数字やグラフを見せる構成にできるかどうかは、目的と置き場所をお聞きしたうえでご提案し、できることとできないことはお見積もりの段階で明記します。
5. 社内の確認は、どの順で回せばいいですか?
構成の段階と編集の段階で、決まった順番に1回ずつ回します。確認者が並行して直しを入れると、修正同士がぶつかり、何度もやり直すことになります。
| 段階 | 確認する人の例 | 見るところ |
|---|---|---|
| 構成 | IR担当 → 話す本人 | 話す内容と順番、見せる数字 |
| 編集 | IR担当 → 経理 → 話す本人 | 数字・言い回し・映り方 |
| 公開前 | IR担当 → 必要に応じて法務 | 開示内容との整合、表現 |
OneTrackでは、構成と編集の段階で確認いただく前提で進めます。確認の窓口を1人に決めておき、社内の意見はその人がまとめて伝える形にすると、やりとりが早くなります。確認者ごとに、どの段階で何を見るかを最初に共有しておくと、編集の終盤で大きな直しが入るのを防げます。
6. 公開の時期と使い回しは、どう決めますか?
決算発表や株主総会の日程から逆算して、公開日を先に決めます。OneTrackでは、ご相談から納品までおよそ1〜2ヶ月です。社内の確認に時間がかかる場合は、その分を見込んで早めに動き始めます。
株主総会に来られない株主にも届けたい、説明の内容を毎回ばらつきなく伝えたい、というお悩みには、IRサイトへの掲載が向いています。同じ素材は、採用サイトの会社紹介や、取引先向けの事業説明にも使い回せることがあります。完成した動画の二次利用に追加費用はかかりません。
動画の構成の組み立て方は、IR・株主総会動画の作り方|構成の決め方と5つの手順にまとめています。
よくある質問
Q. 個人株主向けと機関投資家向けで、動画を分けるべきですか?
A. 分けるのがおすすめです。言葉の難しさと説明の深さが違うため、同じ撮影から2つの版を作るほうが伝わります。同じ撮影日でもう1本は+10万円(税別)です。
Q. 決算の数字が確定する前に撮影できますか?
A. 話す内容のうち、数字に関わらない部分は先に撮れることがあります。数字の入る部分は、確定後に図や字幕で差し込む進め方をご相談ください。
Q. 役員が複数いる場合、同じ日に撮影できますか?
A. できます。同じ日に順番に撮れば、出演される方の人数で金額は変わりません。
Q. IR動画の料金はいくらですか?
A. 撮影1日・1拠点・本編1本で30万円(税別)です。企画・撮影・編集を含みます。撮影1日で3本なら50万円、撮影2日以上・複数拠点は80万円〜です。
Q. 工場や現場の映像も入れられますか?
A. 入れられます。事業の現場を映すと、資料だけでは伝わらない事業の中身が伝わります。全国に出張して撮影します。
まとめ:IR・株主総会動画は、見せる相手・話す人・数字の出し方・確認の順番・公開時期・使い回しを、撮影前に社内で決めておくと手戻りなく進みます。料金と制作の流れはIR・株主総会動画の制作ページにまとめています。
撮影日数・拠点数・納品本数が分かれば、見積もりをお出しします
採用動画・会社紹介・研修など、用途を問わずご相談ください。相見積もりの一社としてのご相談で構いません。お電話(03-6822-1206)でも受け付けています。
相談してみる 費用の目安を見る2026年10月2日 公開

